book room(長編)

□my destiny
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(あたし…どうして、イギリスなんかに来たのかな…)

【君は、ある特殊な性質を持つ…言わえる神だ…】

(誰?あたしに話しかけてくるあなたは誰?)

【そのうち、会えるさ…】

(待って!誰なの?!)

真奈は起き上がった。
「ハァハァ…夢……?と言うか、ここは…?」

「あっ、起きました?」
黄色服を着た女性が真奈を見てニッコリ笑った。

「!?いゃあああああー!」
真奈は驚いて布団に潜り込んだ。

「えっ?!大丈夫ですよ!ここは安全ですから!」
女性は布団を捲った。

「本当に?」
真奈は怯えていた。

「大丈夫ですよ。ここは、ヘルシング機関。あたしセラス・ヴィクトリアです。よろしくね。」
セラスは笑うと、少し牙が見えた。

(犬歯…?いやに出てる…)

「真奈…真奈 神崎です。よろしくお願いします」
真奈は頭を下げた。

「セラスさん、あのー」

真奈はセラスに質問しょうとした時、壁から赤いコートがズルズルと出てきた。

「きゃあああああ!?」
真奈は驚いてセラスの腕を掴んだ。

「マスター!真奈さんびっくりしてますって!」
セラスは真奈の背中をさすった。

「真奈さん、この方がマスター…いや、吸血鬼アーカード様。」

「吸血鬼!?」
真奈はさらに驚いていた

「えっ?!真奈さん知らなかったですか?ちなみに、あたしも吸血鬼なんですよ。」
セラスは牙を見せた。

「………」
真奈はまたベッドに倒れた。
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