School Life Dream
□保健教師は鬼です
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5時間目がスタートした。すごく眠い。やっぱあれだね…
ご飯の後は眠くなるもんだよね。
あぁ…だめだ。
ドフミンの授業で寝るといいことないのに…。
「フッフッフッ。」
「いきなり笑うなよ」
「名無しさん寝てるなァ。」
「…ばかね。ほんとに。」
「はぁ…またかよ。」
バシッ!!
『…うわっっ!?』
な、なに!?チョーク!!!
いたい…。いたすぎる。
うわ、チョーク割れてる!
「フッフッフッ。よく寝てたなァ?名無しさんちゃんよォ。」
『あ…。』
「
まずい!!ドフミンの鬼畜モードのスイッチが!
「フッフッフッ!!おしおきだな。」
『いや、結構です。』
「さぁて、このページの問題全部お前に解いてもらおうか。」
『え!!そんなー;』
やだ…。なんで私がこれ全部解かなきゃいけないのー!!
しかも全然分かんないし!!!
『ロー。たすけてー!!』
「お前…本当にバカだな。ほら」
『ありがとおぉ!!』
なんて優しいの、ロー!!
答え全部見せてくれたよー!!
「おい、ロー。こいつを甘やかすなよ。おれの計画が台無しだ。」
「悪いな。おれの女に泣いて頼まれたら断れねェ。」
ロー!神だよあんた!!すてき!
泣いてないけど…
ドフミン…。計画っていったい何なのかな。
「フッフッフッ…。なら名無しさん。」
『…なに。』
「お前に特別課題を出してやるよ。」
『えっ!!やだよ!!』
「お前はこうでもしないと寝るだろ。」
ひど過ぎる。たしかに寝たのは私だよ、私が悪いよ。
でも課題なんて出さなくてもいい。
密かに成績引いてくれた方がまだいいよ…。
「放課後残ってやれよ。フッフッフッ!」
『え!!無理です。放課後遅刻指導があるんで「関係ねェ。やれ。」
『…はい。』
私の意見無視だよ。
「かわいそうね。名無しさん。」
「おーい、ミンゴ!あんま名無しさんいじめんなよー。」
「だったらお前が代わってやれよ。フッフッフッ。」
「名無しさん!頑張れっ!にししし!」
『むー。いいもん。課題も遅刻指導も両方頑張るからー!』
「大体寝るのが悪いんだよバカ。」
何も言い返せない…。
今日は本当に最悪な日だ…