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□弾かれた世界A
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バタンッ!
「マスター!!」
つれられた部屋にいたのは、見た目40くらいなダンディおじさまのいる部屋だった
後ろに流した黒髪に切れ長の銀色の眼、服の上からでもわかる筋肉はかなりすごかった
「どうしたノア? 紳士の仮面とれてんぞ」
「ハッ!僕としたことがこんなにも取り乱すなんて...実はマスターこの子なんですが」
促されるようにギルドマスターの前へつれていかれた
「ああ、この間お前の拾ったガキじゃねぇか。そいつ目覚めたのか」
「ええ、それでこの子精霊の加護があるみたいなんです」
「なんだと!?.....」
え、ちょまって。精霊の加護ってなんぞ?
そんな驚くもんなのか?