短編〜お題〜

□1 居眠り
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木の葉崩し終わってからの忍び不足は深刻だった






それに今回の中忍試験で中忍になれたのは自分だけだった



「たっく…めんどくせー」



シカマルは大きな欠伸をしてから木の日陰に寝っ転がった


最近は任務やら、書類やら、受け付けやらと、休みなく仕事に追われていた



今は昼休憩としてもらった時間だった





「飯食うのもめんどくせーしなー」



「じゃーその飯くれよ!」



「んぁ?なんでここにアスマがいんだよ…」



日を隠すように立つ男にシカマルは言った




ボソッと言ったひとことがまさか聞かれているとは思わなかったのだ




どかっと隣に座るアスマの手にはおにぎりがあるだけだった



「俺これだけじゃ足りないんだけど…」



アスマは煙草をくわえながらニカッと笑った



「そんなんだったら自分で買えばいいじゃないですか…」




寝転がっていた体を起こした




そして弁当を開けた


「やっぱ、ヨシノさんが作る弁当はうまそうだな…」


「やらねーっすよ」

にやにやしながらシカマルは口におかずを口に運んだ





2人でご飯を食べるなんて、初めてだろう



いつもチョウジやいのが一緒にいるのが当たり前だったのだから…





2人でご飯を食べ終わってから、シカマルはまた寝転がった

(雲はやっぱりいいな〜)

なんて思っていた


アスマはこれから
任務があるのだろうか、資料に目を通していた


無言で時が流れてく




「あ〜!アスマ先生やっと見つけた!どこ行ってたのよ!」

「ぼくたちずっとさがしてたんだよ〜」


いのとチョウジが2人そろってアスマの所にきた


それに気が付いたアスマが人差し指を立て口元にあてた


それに気が付いた2人が頭に?マークを浮かべてたが、近づいでくと納得したようだった




「疲れてんだよ…寝かしてやれ」

アスマが言う

「そうだね…」

チョウジが納得する

「まったく!寝顔だけは可愛いんだから!」

いのがニヤリと笑う





そこにいたのは、シカマルが背を丸めて眠っている姿があった




スースーと寝息が聞こえて聞こえた





















次にシカマルが目を覚ました時、第10班のいのとチョウジがおはようと言ってくれて、アスマがお疲れさんと頭を撫でてくれた















シカマルお疲れ君です
それを見守る第10班を書きたかっただけです笑
 

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