短編
□過去拍手
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ゲンマさんとシカマル君
「ゲンマさん!」
最近中忍になったシカマルが名前を呼んで近づいてきた
たしかこの子どもはめんどくさがりのやる気が0だが頭の切れがずば抜けていい奴だな…それがシカマルの印象だった
「この書類に不備があって…」
「ああ…分かった」
その用紙を受け取った
その後もずっとシカマルはゲンマを見つめていた
「俺の顔になんかついてんか?」
「あっ!いや…なんか…」
「なんか?」
「ゲンマさんってそんなに強いのになんで特別上忍なのかって思って…」
「上忍になるといろいろ大変だからよ〜俺はこのままがいいんだよ」
そう笑ってゲンマはシカマルの頭に手を乗ってけた
がしがしとシカクのように頭を撫でまわした
「書類ありがとな!仕事がんばれよ」
「はい!」
そう言ってまたシカマルは走って受付場所に戻っていった