短編

□ありがとう
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シカマル 里裏切り

敵国に服従の呪い設定





























「シカマル!信じてたのに…どうして!」


幼馴染だった彼女の声が響く


シカマルはそれを上から見下ろした




「約束したでしょ?ずっと一緒にいるって!」


もう一人の幼馴染の少年がいった



「約束したよ…でも俺は気づいたんだ…自分が無力だと」


シカマルは少し悲しそうに言った



「俺が長期任務にでただろ?任務先で俺は仲間に裏切られたんだ。影真似で相手を追い込め、そうすれば俺たちがあとはやるからって。確かにそれが最善の策だと思ったよ…だが誤算だったのはそいつらが俺が術をかけている最中に任務を放棄したことだ。」



その言葉を聞いて同期の顔色が青ざめた



「でもその人たちは殉死して…」



「敵が俺以外の奴らを殺したんだ。そのとき…わかんねーけど人が信じれなくなった。その人たちは俺が中忍になってからずっと支えてくれた人たちだったから…」






「そして俺は敵に言われたよ。服従しろと…だから俺はそいつらと契約した。木の葉の情報を流すと」



「どうしてそんなこと」



「シカマルは…もしかして…」



「ああ…弱み握られたんだ。だから従うしかなかった」



「忍びは肉体が宝の倉庫」



アスマが小さくつぶやいた



「俺はそくさま自害しようとしたが、間に合わ
なかった」


そしてシカマルは腕を見せた



「この文様は俺が契約を放棄した瞬間…俺が今まで大切だと思った人たちを殺すまで止まらなくなるようになってる」



「そんなのひどい!」



「だからよ…それならいっそのこと嫌われちまおうって思った」





所々で煙が上がる里をいったん見回し、シカマ
ルはまた同期がいる位置をみた


「だから俺の子は忘れてくれ…俺はもうここには戻らない…」




「そんなことさせない!」


「そうだよ!僕たちはシカマルをどこまでも追いかける!必ず見つけるよ」




その言葉がうれしくてシカマルは笑った




周りから聞こえる爆音で聞こえなかったがシカマルは消え去る前に言った





「 あ り が と う 」



そしてシカマルは消えていった








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いつかきっと救出編が出てくると信じてw

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