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□十話
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『はぁー』

大「ため息なんて珍しいな」

宮「明日は雨か?」

木「いや槍が降るぞ」

『はぁー』

「「あれ?」」

大「本当にどうしたんだ?
  体調が優れないのか?」

『いや… その逆元気も元気』

宮「なんなんだよ」

『気になる?』

木「おう」

『……今日はテスト返却日よ!!』

「「「はぁ?」」」

『だから! テスト返却日!』

「「「で?」」」

『え?』

宮「オマエが気にするような日じゃないだろ?」

大「普段からいい点数なんだ 今回だって…」

『今回は勉強してないのよ…』

木「なんでだ?」

『練習試合…誠凛との試合…
 テスト勉強してる暇なんてなかったわ…』

大「そんなにか?」

『やばいわ!恐怖よ!地獄!』


ガラガラ―

『ひゃあーーー!!』

監「白石ーうるさいぞー」

『あ…すみません…』

監「授業を始めるぞー」
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