しょーとのーべる

□想い人
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只今の時刻、AM2時過ぎ

「はぁ〜、やっと終わりましたね!」

扉「全く…、これもすべて兄者のせいだな」

「まぁまぁ、柱間様もお忙しい身ですから」

とまあ、かれんと扉間は今の今まで、火影千手柱間の溜まりに溜まった書類を整理していたところだ

そして当の本人柱間はと言うと、重要書類だけにハンコを押し、扉間の目を盗んではそそくさと帰ってしまったのである

扉「もう遅い、送っていこう」

「いえいえ〜、大丈夫ですよ?夜って結構好きなんですよ!」

と、いつもの様に少しズレた発言をするかれん

しかしそんなところも可愛らしいと思う扉間は大分重症である

扉「はぁ…そういうことではなかろう」

「???」

扉「…とりあえず、お前に何かあったらマダラに何を言われるかわからんからな」

そう言うと一瞬不思議そうな顔をしたが、すぐに理解したようで

「ふふっ///、でしたら送って頂いてもよろしいですか?」

と、少し頬を染め可愛らしく聞いてくるかれん

扉「…あぁ」

(マダラの名を口にしただけで、こうも表情が変わるとはな…)

マダラを心底羨ましいと思いながらかれんを想う扉間と、扉間の事などそっちのけで、マダラの事を考え可愛らしく笑うかれん

扉間の苦悩は始まったばかりである

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