転生物語

□第1章
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とある村の一角に小さな神社があった。


その神社の奥に森があり、さらに奥に行くと小さな小屋があった。


そこには1人の青年がいました。


しかし、その青年は普通の青年ではなかった。



その青年の頭から白銀の狐の耳をはやし、尾骨辺りから9つの尾が生えて今した。


その青年は九尾の妖狐なのだ。


青年は人間の父と九尾の妖狐の母から生まれた。
しかし、その両親も死に青年は1人で暮らしていた。




そんなある日、村で火事が起こった。
村人達は青年のせいだとし、そして青年を殺したのだった。


死に際青年は思った。




…どうせ俺は人間ではない、化け物は嫌われる運命なんだ…







こうして青年、御狐流架は生を終えた。








はずだったのだった。




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