【遊戯王】いつだってその手は
□君の夢
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君はどこから来てどこへ行くのだろうか。
どこからともなくフラっと現れて、他愛のない話しをしてどこかへ消えていく。
追いかけても君の姿は…
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?「おはよう。名無しさん!」
優しい声で私は我にかえる。
朝の気だるさなど吹き飛ばすような良い笑顔だ。
名無しさん「おはよう!城之内くん!」
城之内「今日は一人なのか?」
彼は珍しそうにあたりを見渡す。
名無しさん「うん。城之内くんこそ、今日は早起きだね。」
城之内「あぁ。今日は新聞配達のバイトだったからな。」
名無しさん「バイトもいいけど、体を壊さないでね?」
?「大丈夫だぜ?そいつは病気になんてなんねーからな!」
そういって本田は後ろから城之内の背中を叩く。
本田「ホラ。馬鹿は風邪ひかないって言うだろ?」
城之内「だぁれがバカだってぇぇ!?」
本田「やんのかコラァ!」
?「やめなさいよアンタ達!朝っぱらからケンカなんて!」
明るそうな女の子が仲介する。
杏子「名無しさんちゃんも困ってるじゃないの!!」
ギャーギャーと騒ぎながら登校する。
新しい1日なんだと実感して…
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