暗殺と優等生

□暗殺と優等生 5
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殺「皆さん。今日から新しい仲間が入ってきますよ。柏倉さん」

ガラガラと響く戸を開けるとE組の生徒が一斉にこちらを見る。もちろんカルマくんも、昨日会った磯貝くんも驚いた顔で目が合った


『あの、初めまして!柏倉 詩乃と申します。前は、A組に居ました。すぐにA組にいた私の事を許してくれないと思いますが..よろしくお願いします』


それだけ言ってずっと顔を上げずに下げていると拍手が聞こえてきた


殺「この前の全校集会。柏倉さん派手にやりましたからねぇ」

『あ、あれは...』


メグ「最初はなんかの企みとかなんじゃないかなって思ったけど」


矢田「柏倉さん、あの時恥も知らずあんなに叫んで私達。ちょっと嬉しかったんだ」


杉野「まさかほんとにE組に来るとは思ってなかったけどな」


あははは、と笑ってくれた。A組のような笑いではない真の笑いだと思い私はつい泣きそうになる
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