半人魚な私には

□5話
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「次の目的地へは、明日の朝8時到着予定です。
こちらから連絡するまで各自、自由に時間をお使いください。」

豆っぽい人?が喋る。この場はひとまず解散となった。
ちょっと、暑いのでヒルコを脱ぐ。またもや、人にみられたのはもはや仕方のないことだ。



********



「うえっ、あのゲテモノから可愛い嬢ちゃんが出てきやがった!」

「レオリオ、声が大きい!!しかも、人に指を指すな!!」

「おめーの方が声でけーよ!」

(くっくっくっ◆)



********



ゾワッ

あー、なんか悪寒がした。あと、あの人達聞こえてますよー。
ま、いいや。

「キルア!」

「ん、何のよう?キラ。」

「え、だれなのか知ってるの、キルア?」

黒髪がツンツンしている男の子もいる。キルアの友達かな?

「キルアさっき作ったお弁当あげますよ。」

味は保証します、と付け加える。

「マジで!ラッキー!!」

「えっと、はじめまして、キラと申します。以後、お見知り置きを。」

「オレはゴン、ゴン=フリークス!よろしく!!」

「ゴンもお弁当食べますか?」

「えっ、いいの!?ありがとう、キラ!」

「つーかさ、堅苦しいからそれやめね?」

さっきまで、お弁当を覗いてたキルアが言う。

「それ、とは?」

「あ、敬語のこと?確かに、オレ達の方が年下だもんね!」

うっ、眩しい!それは私の心が汚ないせいか……

「わかりまし……………わかった。2人には、そうするね?」

「ああ」

「うん!」
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