半人魚な私には
□5話
1ページ/2ページ
「次の目的地へは、明日の朝8時到着予定です。
こちらから連絡するまで各自、自由に時間をお使いください。」
豆っぽい人?が喋る。この場はひとまず解散となった。
ちょっと、暑いのでヒルコを脱ぐ。またもや、人にみられたのはもはや仕方のないことだ。
********
「うえっ、あのゲテモノから可愛い嬢ちゃんが出てきやがった!」
「レオリオ、声が大きい!!しかも、人に指を指すな!!」
「おめーの方が声でけーよ!」
(くっくっくっ◆)
********
ゾワッ
あー、なんか悪寒がした。あと、あの人達聞こえてますよー。
ま、いいや。
「キルア!」
「ん、何のよう?キラ。」
「え、だれなのか知ってるの、キルア?」
黒髪がツンツンしている男の子もいる。キルアの友達かな?
「キルアさっき作ったお弁当あげますよ。」
味は保証します、と付け加える。
「マジで!ラッキー!!」
「えっと、はじめまして、キラと申します。以後、お見知り置きを。」
「オレはゴン、ゴン=フリークス!よろしく!!」
「ゴンもお弁当食べますか?」
「えっ、いいの!?ありがとう、キラ!」
「つーかさ、堅苦しいからそれやめね?」
さっきまで、お弁当を覗いてたキルアが言う。
「それ、とは?」
「あ、敬語のこと?確かに、オレ達の方が年下だもんね!」
うっ、眩しい!それは私の心が汚ないせいか……
「わかりまし……………わかった。2人には、そうするね?」
「ああ」
「うん!」