半人魚な私には

□9話
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飛行機で1日かかってやっと着いた、闘技場!!
あの距離をこんな短時間で移動できるなんて、ここの技術はすごいと改めて実感した。


おのぼりさんよろしく、キョロキョロしている私は行列に並んでいる野郎共に下卑た目で見られる…………胸くそ悪いな。

「天空闘技場受付最後尾はこちらでーす!」

なんと、あの行列が受付に並んでいるのか。なんて言うか、レベル…………ひくっ
これなら楽勝だろうな。影分身でも楽勝すぎる。…………あ、そうだ。

物陰に入り、多重影分身の術を使う。出した人数は全部で10人。それぞれ変化させ、天空闘技場に送り込もう。







































列に並んで30分。ようやく受付できる。

「天空闘技場へようこそ
こちらに必要事項をお書きください。」

差し出された紙に書き込む。格闘技経験15年……っと。文字の練習しておいてよかった!!

「それでは中へどうぞ」

中は、騒音と熱気に包まれた場所だった。て言うか、あつっ!
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