半人魚な私には

□6話
2ページ/3ページ

バサッバサッ

スタッと地面に降りる。うーん、久しぶりの陸地。土はやっぱりいいなあ。




さて、どうやって中に入ろう。

▼入り口を探す
▽ぶった斬って入り口を作る
▽ぶん殴って入り口を作る

よし、入り口を探そう。なかったら、自分で作ろう。
ぐるりと建物の周りを廻れば、入り口見つかるかな?




****




入り口が、見当たらない。仕方ないね。よし、ぶった斬って入り口を作ろう!(テンションが高いのは気にするな)

ザッ

ふー、意外と脆い壁だな。少しの力で斬れちゃった。よし、中に入ろう。

『100番 キラ 三次試験通過第1号!!
所要時間27分』

ふー、楽だったな。これから何しよう。二次試験の豚の余りを、干し肉にでもしようかな?













******

「なんて、めちゃくちゃなやつなんだ。」

「試験官!壁の修理費用はどうします!?」

「そんなの、必要経費でまわしとけ!!」

******






約6時間後、ヒソカが2番目に通過してきた。

「くっくっく◆まさか、彼処から落ちて無事とはね◆
君は今でも美味しそうだけど、青い果実だね◆」

ゾワゾワッ

ヤバイ、悪寒が止まらないです。できるかぎり距離をとり、ゴン達を待つ。
時間かかりそうだから、寝ようかな。









時間がたつにつれ、一人、また一人と受験生がやってくるがゴン達はこない。

『残り1分です』

ピクッ

来たね、ゴンとキルア(+3人)。2人に駆け寄る。

「ゴン、キルア!」

「「キラ!!」」

「おまっ、無事だったのかよ!!」

「嘗めないでよ、あれくらいで死ぬ訳ないでしょ。」

「普通の人は死んじゃうけどね〜。」

「ま、いいや2人とも合格おめでとう!!」

「おう!」

「うん!」

『タイムアップー!!
第三次試験通過人数26名!!(内1名死亡)』
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ