半人魚な私には
□7話
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四次試験も、あと残り1日を残している。
はっきり言って暇だ。明日はやらなくてはいけないこと(罠を外したりとか)があるが、今日は何もない。いや。あるにはある(修行とか)けど飽きた。
試験合格を祈願して、パーッとやるか?
よし、そうと決まればすぐ準備しよう!
やっぱり、こういうときは肉だよね!!新鮮なやつを取ってこよう。
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新鮮な肉と魚をとり、解体も済ませた。果物も幾つか採取したし、これで充分かな。よし、家に戻ろ………
バッ
その場から10m後退する。
くそっ私としたことが気配に気付かないなんて!
「くくくくく◆
すごいね、この状態のボクに気付くなんて」
「何が目的だ、ヒソカ!!」
「ボクもプレートは集めきっているんだけどね◆君とヤりあいたくて◆」
そういうがいなや、ヒソカは殴りかかってきた。が、見え見えなので余裕で避ける。そして、ヒソカと20mくらい距離をとる。
「くくくくく◆」
「何が可笑しい!」
「いや、君もこの程度。まだまだ青い果実ってことにね◆」
は?どういうことだ、という言葉は出なかった。
ゴオォ
これは、一体!?何かが体から漏れ出している!?何かが出ていくにつれて、力が抜けていく。体の周りに留めるか、体内にしまったほうがいいよね。
何かを体内にしまうイメージをする。
スウッと何かは体内にしまわれた。
「流石だね。いきなり絶ができるとは◆(それも、熟練者も顔を青くするほどのね)」
「何ことだかさっぱりだな。」
「まあ、君のことをみれたことだし、今日はこれで勘弁してあげるよ。」
ヒソカの手には、私が解体した肉があった。そしてヒソカは去って行った。
っていうか。
「なんか、疲れた……。」
もう、家に戻ろう……………………。