半人魚な私には
□7話
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そして第8試合。
なんだか、キルアの様子が可笑しい。
ギタラクルと思っていたやつは、キルアの兄だったし。もう、なにがなんだか。
「ゴンと友達になりたいだと?
寝ぼけんな!
とっくにお前ら友達同士だろーがよ
少なくともゴンはそう思っているはずだぜ!!」
「そうだ、そうだー!私だって友達でいたつもりだー!」
違うというなら、私痛いヤツじゃん。
「え?そうなの?」
「たりめーだ、バーカ!」
「そうか、まいったなあ。そっちはもう友達のつもりなのか。
よし、ゴンとキラを殺そう。
殺し屋に友達なんていらない邪魔だから。」
ふざけんなよ。ゴンが居る部屋への道を背にして私達はたち塞がる。
ゴンは絶対に殺させやしない!
****
「まいった……。オレの負けだよ…。」
****
そのあとの講習会でも一悶着あったが、無事にハンターになれた。
ハンゾーにも名刺をもらい(これで忍者って…………)、ポックルにもホームコード?ってやつをもらった。
なんか、ホームコード?ってやつについて説明された(ゴンに)
「キラは持っている?ホームコード。」
「あー、ごめん。持っていないや。」
「(オレだけじゃないんだ。)ホッ」
「マジかよ!?」
「今時珍しいな……。これが私のホームコードだ。」
「オレのはこれだ。」
差し出された紙切れを受け取る。
「ありがとう!今度連絡するね。」
「おう!」「ああ。」
「あ、そうだゴン。私一緒に行けないんだ。」
「えー!なんで!?」
「あー………。なんか呼び出しくらっちゃった。」
そう、講習会後に会長に呼び出しをくらったのだ。なんだろう?
「へー、そっか。じゃあ、仕方ないね。」
「だからゴン、オマジナイだ。」
chu(でこチュー)
「へ……///。」
「んな!?」「!!!」
「ふふ、頑張って。ゴン。成功を祈っているわ。」
「う、うん。(//////////////////)」
レオリオとクラピカは固まっている。あっ、そっかー。
「2人にもやってあげようかー。」ニヤニヤ
「ふっ、そうだな。やって貰おう。」
「クラピカまでかよ!?あーもう、わかったよ。オレもたのまぁ!」
「ふふ、屈んでね。届かないから。」
「(オレには屈まなくても届くってことか。なんか、嫌だな。)」
chu
2人には、頬にやった。ぷぷ、レオリオ赤くなってやんの〜。
「2人に幸せがありますように。」
ついでに怪我も治してあげる。怪我してるところに触れて、チャクラを流し込む。
「「!!!!」」
「じゃあね、バイバイ!!」
手を振って別れる。また、会えるかな?