ゲームをリセットしますか?
□トリップしました(これ何回目?)
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「えーと、これどういう状況?」
この場に緊張が走った。
「お前、何時からそこにいた。」
「え、一分前から。」
「(気配がまったく感じられなかった。こいつ何者だ?)」
うーん、どういう状況かまったくわからないな。
「今はセルゲームの最中だぞ!なんで女がここにいる!」
「もっともただ者では無さそうだがな。」
うわっ、全身緑だ!全身タイツ(緑ver.)でも着ているのかってくらい変!!
「セルゲームって何か全然わからない。一から説明お願いしてもいい?元の姿に戻ってしまうから。」
そうだ。変化の術したままだと、相手に失礼だよね。
『解』
また、ボフンと煙に包まれる。
「「んなっ!」」
「え``」
「「「!」」」
「ガキー!?」
「どういうことだ。さっきまでとは、姿が違う………違うのか!?別人じゃあねえか!!」
オレンジの胴着をきたハゲている人に言われる。
「いやー、なんでこうなったのかがさっぱりで。」
ナハハと笑うとなんか、脱力された。
「おい、ガキ!お前は帰れ。ここは危ない。」
黒髪ツンツンの青タイツ着た人に言われる。そうした方が良さそう。
「あいあいさー。」
一応、悪魔に魅いられて使っていくか(モデルはマグマグの実ver)。
「ふふ、孫悟飯本気を出さないとこのガキが死ぬぞ。」
その言葉と同時に私は変なヤツの腕の中に捉えられていた。私の首には、手があてられている。うーん、どうしよう。身代わりの術で脱け出すか?
とか考えてたら、首をザクッと切れられていた。首と胴体はおさらばした。
「んなっ!ガキー!!」
「ちっ胸くそ悪いことしやがって。」
オレンジの胴着着ている人、ありがとう!初対面なのに悲しんでくれて。
そして、その隣の緑の変なヤツ!その対応は酷くね!?
「あーあ、勝手に死んだことにしないでよね。」
その言葉と同時に、立ち上がる。ったく、体全体がマグマになっちゃったじゃないか。
「「「「「「!!!!」」」」」」
「お前、なぜ生きている!?」
変なヤツが、驚きの声を挙げる。
「んー、それが私の能力だから?」
んじゃ、とオレンジ胴着の人達のところに戻る。
固まってた金髪オレンジ胴着が、一番最初に我に返る。よし、セルゲームとやらについて聞こう。