強くてニューゲーム
□始まり
2ページ/10ページ
あのときから4年半あまりがたった。
私は中学3年生に、優は幼稚園年中になり日々忙しく生活している。
私と優は2年前に、二人暮らしをスタートさせた。これも、林藤さんが私達の後見人になってくれたおかげだ。
そして、今!
遅刻中です☆←
いやー、仕事が長引いちゃってねーww
ま、仕方ない!!←
こんな時こそ、影の薄さ(仮)が役に立つってねww
お、ついた。失礼しまーす
ガヤガヤ
見聞色の覇気を使ってわかっていたけど、先生がいないラッキー!!
パパッとバッグを片付けて、席に座る。
うむ、今の状況を隣の隣の席の三雲にきいてみようwww
「三雲、聞きたいことがあるんだけど」
「うわっ!……なんだ、良か。
脅かすなよ。」
これこれ!このリアクションがいいよね、三雲は!←
「………まぁ、それはいいとして.←
なんで先生いないの?」
「今日くる予定の転校生が遅刻したらしいんだ。」
「へー、そっか。」
その転校生とやらは、今職員室にいるみたいだけど強そうだな。ま!私には負けるけどねww
「空閑遊真です!
背は低いですが15歳です!
遅れてもうしわけない!」
ペコリとお辞儀するそいつは、髪の毛が白いチビだった。