Treasure and Treasure
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「名無し、荷物の用意は出来た?」
『うん、出来た...っていっぱいだね。
ママがホグワーツに行くわけじゃないのに...(笑)』
「もしもあなたが怪我でもしたらどうするの?そもそも9と3/4番線なんてあるのかしら?聞いたことないわ。」
『おばあちゃん、あるんだよね?』
「ああ、あるとも。行ってみれば分かるんだよ。」
『だってよ、だからママ、心配しないで...おばあちゃんの孫だよ?大丈夫よ。』
「...そうね、あなたなら大丈夫ね。さ、行きましょうか。」
「あ、待ちなさい。これをお守りに...」
『なにこれ?』
「秘密だよ。辛いときにお開け。」
『分かった、ありがとう。じゃ、行ってきます。』
「行ってらっしゃい。」