短編

□勘違い
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※ フェイ、サラちゃんの仲は団員承知
※ ルール無視






「もとこち来るね」

「…フェイ、」

「黙てこち来い言てるね!」

「ッ…」

ぎゅ…

「サラ… オマエはワタシのモノね…違うか?」

「…っ、フェイ、そうだよ…っ」

フェイタンは首に手を掛けた

「このまま首の骨 折たら…サラは いしょう(一生)ワタシのモノね」





…ーー事の発端は1時間前



シャルナークの部屋に入っていくサラを偶然フェイタンが目撃した

ただ次の仕事のことで用事があると話していたことから然程心配はしなかったフェイタンだが、何だか気になって絶をし耳を澄まして 会話を聞いてしまった





「はい、これ資料ね」

「ありがとうシャル!じゃあ、」

「あ!待ってサラ」

「ん?何?」

「ちょっと…フェイタンのこと……話したい……あるんだけど…」


なんね…シャル…
声が小さくなたね!!


「フェイタン…(のこと捨てて)…オレ…(に)…しない……?」


「うん…(私嬉しい)……!…私(シャルに釣り合うように)…がんばる……!…」


「フェイタン…バレる…(と怒っちゃうから)…内緒ね…」



()の中はフェイタン妄想


そしてフェイタンはサラを部屋に呼んだのだ



ーー…


「生きてるサラが見れなくなるのは悲しいね…でも他の男に取られるくらいなら殺した方がマシね」

フェイタンは手に力を入れた


「ッッ!グっ、う、ッ」

「ッ…何故泣くか、サラ」

フェイタンの力が一瞬緩んだ

「勘ち、が…いッ、よ フェイ…」

「…なんね?」

フェイタンの力が完全に無くなった

「ハッ、ハッ、…ッ 何か勘違いしてる…フェイ…私が愛してるのは、ッアナタだけ…」

「ッ、!だて、シャルの部屋で…」

「……聞いてたのね」

「…何だか怪しい雰囲気だたね…」

「…あれは…」


ーー事実は…




「フェイタン(の誕生日が近いけど)オレ(ら団員でお祝い)しない?」

「うん、(それいいね)!私、(フェイに喜んでもらえるように料理)がんばる!」

「フェイタン(に)バレると(恥ずかしがっちゃうから)内緒ね」



……


「……」

「サプライズだったのに…」

「ワタシ一人勘違いして…馬鹿みたいね…」

「それ位フェイが私のこと思ってるってことでしょう?それなら嬉しい…」

「オマエも馬鹿ね…」

「ちょっと!失礼な!」




ーー数日後


アジトで小規模ながらも豪華なパーティーが開かれ、終始フェイタンは恥ずかしがった

サラの作った料理を手にした団員には睨みを利かせて

「シャル!フィン!お前らはマチの食えばいいね!」

「ちょっとフェイタンどういうこと」

「まぁまぁマチ、あれはフェイタンなりの愛情表現よ」

「パク…」





来年もフェイタンの誕生日、お祝いできたらいいなぁ……


ぎゅっ

「来年は二人きりがいいね」

「わっ、ちょ、フェイ…っ」



end
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