短編

□禁忌
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ーー裸の女


「ッ…!こんなの、ダメです…!」

「煩い、」

「でもっ、!こんなことバレたら…、大へンんッ!!」

口を掌で塞がれてしまった
彼のとは違う大きく丈夫な掌は力を入れてなくても重量があり苦しい

「これ以上喚いてみろ、その口裂くぞ」

「ンン〜ッ、!ンアァッ!!」


口が解放されたと思ったら乳首を摘まれた

「ぁッ…!うぁ、っ、」

「誰も聞いてないんだ、存分に啼け」

「………、イルミぃ…ッ」

「…今はその名は出すな」


身体と心が動揺してる
どうしていいのかわからない




「ぅう…ッ っ、お義父さん…」

「シルバ と呼べ」

「シルバ、さんッ…あぁっ!」


シルバの顔は乳房に移動しており、ぷっくりと立った乳首を舐められた



ーー


サラはイルミの嫁としてゾルディックに嫁いだ
ふたりの相性も良く合い、サラの両親も結婚を喜んだ

しかし結婚後 程なくすると、イルミが今までよりもずっと仕事が忙しくなり、共に過ごす時間が減った
サラもまた暗殺を生業とする一族の娘ではあったが、結婚を機に足を洗い家に入った為、正直 暇であった


そんな時 屋敷の中を覚えようと散歩していたところ、滅多に会うことのないお義父さん、シルバに会った


「お義父さん」

「その呼び方は慣れないな、うちには娘がいなかったからな」

「ふふ、そうですね、これから慣れていってください」


そうして微笑むサラ
ゾルディックの敷地にいると、こんなに屈託のない笑顔を見ることはまずない
新鮮味を感じると共に、自身の中で熱く聳り立つモノを感じた


「……サラさんは、暇か」

「えぇ、まぁ。」

「オレの部屋に来い」



ーー




「シルバさッ…アァッ!」

「もう、滴ってるじゃないか」

「…ッ、やぁ…ッ!」

「胸への愛撫だけでこんななら…下はどうなる」

「ッ、シルバさん、っお願いです…っそれだけは……っつ!!」

そんなサラの必死な願いも聞き入れられることはなく、シルバはイルミよりもはるかに太い指を中に埋めた

「あぁぁっ!!はぁ、ぁあっ!」

「…キツいな、慣らすぞ」


シルバは指をぐちゃぐちゃと中を掻き混ぜた
内襞を少しずつ広げるように

「はあぁ!!いやぁ、あぁッ、!」

強すぎる快感にサラは我を忘れ、喘いだ

何度も頂点に達し、何度も意識を手放しかけた



「…いいか、挿れるぞ」

「…、ッシルバさん…っもう一度、考え直してくれませんか…、」

「お前はここで、止められるのか、」

「……、シルバさんの、いじわッ…、うぁああっ!!?」



想定していなかった質量のデカさに圧迫感や息苦しさを感じる



「っは、さすがにキツいな、」

「やっ、!痛、いっ、はぁ…っ」

「じきに慣れる、」

シルバの言う通り、暫く出し入れし続けているとサラから愛液が溢れ出してきた

ジュポジュポ、 グチュグチュと卑猥な音が響き渡る


「ッ、うぁ、っ…いる…み…ぃ、」

「…ッ」

「ごめッ、ん…なさい……ッ」


イルミの嫁でありながら義父であるシルバに抱かれ、反応している自身にサラは申し訳なさと羞恥を感じた


「…ッ!うぁ、っは、もダメ…ッ」

「…、ずいぶん、締まるな……」

「あぁあ!ッ!!んんんッ!!!……ッ」

「…ック、出るぞ」

「やっ、!中はッ…!!中はやめてくださいっ!!」


ドピュッ! ビュル ビュル…


シルバの白濁液はサラの腹部にかかった


「はぁっ…はぁ…ッ…、」

サラは荒い呼吸を整え、腹部にかかった精液を拭う

序盤に乱雑に脱ぎ捨てられた服を着ると

「…出ていっていいぞ」

シルバからの許しが出た


「……、…このこと、イルミには言わないでください…」

「あぁ、そのつもりだ」

「……失礼します」



隠し事ができてしまった

ごめんなさい、イルミ……



end
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