短編

□嘘つきの本音
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目が覚めたらそこは見知らぬ天井で



昨日は確か…明日が休みだからってお風呂から上がった後 遅くまで飲んでてソファでそのまま寝た…



「お目覚めかい♦︎?」

「………ヒソカ」


…こいつの仕業か

ヒソカとは長く付き合ってるが、こんな形で誘拐されるのは初めて

ヒソカのことだから施錠されてるドアなんて物ともしないんだろうけど、流石に勝手に連れ出されてるのはよろしくない



「サラに会いたくなっちゃって♡」

「…会いたかったら攫っていいわけ?」

「そんなに怒るなよ♣︎」


…身体が動かない。
バンジーガムか、くそ


「何するの、」

「サラに意地悪したくてねぇ…♠︎」


…これはあれだ。
青い果実狩りに失敗したんだ。
狩る時期を間違えて熟しすぎたか早まったか知らないけど、ヒソカの中の欲求がくすぶってやがる


…どうしようかな

「ヒソカ、私 女の子の日、」

「嘘だね♡血の匂いがしない♣︎」

こいつは血の匂いに敏感だった


「明日仕事だし、」

「日曜、会社は休みだろう♠︎」

…単純な嘘はヒソカにバレる


「……気分が乗らないの」

「その気にさせてあげるよ♡」


するとヒソカは無理矢理にサラの胸を掴んだ

「ッ!…痛い、やめて」

「やめない♦︎」

ヒソカは頂点を避け、小ぶりな胸を揉みしだく

「……、っ、ア…」

「小さな胸は感度がいいって本当だねぇ♠︎」

「うるさ…ッい、っ!」

ビンビンに立ってる乳頭を舐められるとサラの身体がピクンと揺れた

その様子をヒソカは目を細め、至極満足そうに眺めている


「気持ちいいかい?サラ♣︎」

「ッ、…ん…っ」

「ココだけで満足なのかなぁ♠︎」

「……なに、よ…」


こういった時のヒソカは面倒な程意地悪だ

「どこを触ってほしいんだい♠︎」

言わなかったらここでお終い♡とニタニタ笑うヒソカ
悔しいけど…快感がほしいのは事実

サラは震える手でクリトリスを指差し、

「……ッここ、がいい…、っ」

「へぇ…そう♡」

「…えっ、…触って、
くれないの…?」

「そうだねぇ…サラ、一人でしてごらんよ♣︎」

「はぁ…!?」


面倒な程……意地悪。
本当最悪。
こんなつもりじゃなかったのに、中途半端に愛撫されて我慢出来るわけない。


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