短編
□結んで
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「あーあ、退屈だなぁ…」
サラはアジトで暇を持て余していた
「みんな仕事いっちゃったし、留守番なんて退屈〜!あ、そうだ!シャル何してるかな?」
シャルナークとサラは団員承知の恋仲
仕事中は他の団員同様に接するが、今日は留守番
恋人らしいこともしたい
ガチャ
「シャル〜」
「どうしたー?ごめん仕事が立て込んでてさ、」
シャルナークはパソコンから目を離さず話す
「…退屈なの…構って〜」
「んー構ってあげたいけど、次の仕事のリストアップで忙しいんだよね…」
「シャルぅ〜…」
サラは甘えた声を出し、シャルナークの腕に擦り寄る
胸を押し付け、誘ってみる
「ねぇ、シよう…?」
「……、ふぅ」
するとシャルナークはこっちに振り向き、太腿をなぞる
「っ…、シャル…」チク
「睡眠待機(スリープモード)!」
意識を失ったサラをシャルナークは抱きかかえるとベッドに寝かせた
「ちょっと面倒だから、終わるまで待っててね」
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