短編

□オアズケ
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○ サラちゃんは蜘蛛の団員




ねぇそれ私に何のメリットがあるの?


「イヤか?」

「嫌ってか……長いよね。」

1時間フェラだなんて



ーー


それは突然のことだった

出かけ先で交通トラブルが続き、今日中に帰れないことが決まった
勿論 仕事の収集は無かったが、夜も更け 帰るのが面倒くさくなり、アジトの自室で休んでいた

すると


ゆっくり近づいてくるオーラを感じた

すぐに臨戦態勢をとるサラ



しかし、それはフェイタンで

「びっくりした…何その禍々しいオーラ…」

「サラ、舐めてほしいね」

「……は?」

聞けば1時間舐めてほしいと言う


理想として、男性の思うがままに襲われて、愛撫されて、愛されて、達したい
自分が相手に奉仕してあげるのもひとつだと思うけど、気乗りはしない

サラは呆れた顔で問うた

「…ていうか、どうしたの?なんでフェイタンここにいるの?」

「サラのオーラ 感じたよ、そして気付いたらここにきたね」

「フェイタンの住処 近かったっけ?」

「ここからダッシュで3分よ」

「ヘェ〜、で、なんでフェラなの?」


「………治したい」

「治す?フェイタン、病気なの!?」

「……違うね、」

「じゃあ、何?」

「…………早漏ね」

「……そうろう?何それ?」

「…オマエはそんなことも知らないか」

「何よその言い方」

「…、イクのが早いね」

「フェイタンが?」

「……他に誰がいるか」

「…そっかぁ。でも早漏って悪くないよ? 遅い人ってずーっと挿れてるからだんだん渇いてきて擦れて痛いし。だったらある程度 早い方がこっちとしても楽」

「そ、そか、」

「…舐めてほしい?」

「…あぁ」



ーー
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