未来へ

□第四話
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その数日後。

春休みを終えたあいたちはそれぞれクラス替え表を見ていた。
あむは5年生、あいは4年生と無事進級し、新たな一年を始めるのだった。




『(私は…星組か)』




五十音順に並ぶクラス表から自分の名前を見つけたあいはあむはどうだろうかと5年生のクラス表へ足を進める。






「あ、あい!クラスどうだった?」



『今年は星組です。あむさんは?』



「あたしは…――」



「私と同じクラスよ」





一緒にいたなでしこが指をさした先には、あむの下になでしこの名が表示されていた。









そして、始業式。
長い校長先生の話も終え、司会の生徒が次の進行へ移行する。





「え――それでは、つぎに今年度のガーディアンメンバーを発表します」





新年度に発表されるガーディアンメンバーの発表。

“ガーディアン”という単語に反応するあむたち。

去年と変わりないメンバーに他の生徒たちも納得している様子だった。
あむもホッとしたような、残念なような…複雑な気持ちを抱えていた。





「――そして今年はもう一人…










“ジョーカー”日奈森あむ…!」








・・・・・。





『〈〈〈〈〈(ええぇぇ!!?)〉〉〉〉〉』




「(はぁ!?)」






その気持ちも一気にどこかへいってしまった。








to be continued…
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