Bullet of the promise
□第十三話
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私に赤井さん、ジョディさん、ジェイムズさんは新一と共に待たせているという看護士さんの話を聞いていた。
水無怜奈にそっくりな姉を捜しているという本堂瑛祐君が病院内を捜していると言っていたが、実際彼が探しているのは水無怜奈だと分かった。
しかし、次の看護士さんの話を私たちは確信を得た。
「そういえばあの時、彼に貴方と同じことを聞く人がいて“この病院で水無怜奈によく似た患者を見かけたけど、あれは本人か?”って言ってね。
驚いてたわよ」
「「「「『!!!』」」」」
「それ、どんな人だったの!?」
「それが、よく見えなかったのよ・・・
誰かにぶつかった拍子にコンタクトを落としちゃって、探してる最中に声をかけられてね・・・」
「じゃ、じゃあ声は?」
「さあ、男の人だったのは分かったけど・・・声までは・・・
あ、でも・・・きっと年末に入院された患者さんだと思うわ。
ちょうどその頃、新しく売店に仕入れられたサンダル。
そうよ、あれを履いているのがぼんやり見えたから」
看護士さんと新一の会話を聞きながら、私たちは驚きを見せ今の状況体制を考える。
『そのサンダル、いつ入れたのですか?』
私はコナン君の隣に来て、看護士に質問した。
「12月18日からだったけど・・・」