Bullet of the promise
□第十五話
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≪え、止めた?組織に連絡される前に彼を止めたのね!≫
「あぁ・・・だが、奴には拳銃であの世に逃げられてしまったがな・・・」
≪拳銃で自殺ということあの爆弾はハッタリだったか・・・≫
≪でも、水無怜奈の居場所はバレないですんだわね・・・≫
『いえ、その逆です』
ジョディさんとジェイムズさんのひとまず安心の考えは私たちの言葉によって打ち消された。
「あぁ。これで確実に奴らに知られることになる・・・
こいつは何らかの方法で潜入先の病院の調査報告を定期的に組織にしていたはず。それが完全に途切れ・・・しかもその報告を毎日していたとしたら・・・来るぞ、明日にでも・・・
奴らが!!」