Bullet of the promise

□第二二話
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『何だろう…この嫌な感じ…』







明美と両親の墓参りから帰る途中から何故か嫌な予感を感じた。





それは家に帰っても変わらず、今日が13日の金曜日だということにさっきカレンダーを見て気がついた。



13日の金曜日は不吉なものだと聞いたことあるが、そのせいだろうか。
そんなの信じていないはずなのだが…





そんな時、テーブルに置いていた携帯からメールの着信音が鳴り、携帯を開くとそこには赤井さんからのメールだった。






『赤井さん?どうしたんだろう・・・』







不思議に思いながらメールを開くとそこには字一文字も書いていない真っ白な画面。





『……?何これ?何で何も書いていないの?暗号?』









訳の分からぬままじっと画面とにらめっこ。しかし、結局分からず。
もう頭の中クエスチョンマークだらけですよ。

メールで返そうと思ったが赤井さんが丁寧にメールを返すとは思えなかったから電話をかけた。




しかし、何度コールを鳴らしても繋がらず時間を置き電話を繰り返した。






何回目だろうか・・・最初にかけた時間から既に4時間は経っており、赤井さんから連絡が来るだろうとリビングのテーブルで彼の連絡を待った。






















一方、赤井は開いていた携帯の電源を落とした。


真っ暗な画面に映る彼は一体何を思ったのだろうか。




携帯を胸に仕舞い、赤井は一度停めた車を再び発進させた。





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