Bullet of the promise

□第三三話
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男達と別れた子供達はコナンの不審と推理により偽解体業者で誘拐犯だと話した。


コナンたちは急いで警察に通報しようとしたが、後を付いて来たのか、男達に見つかってしまった。



2人の男の隙を見て逃げ出したが走って通報しようとしたら捲れている床に躓き携帯を落として男達に気付かれた。






「ガキだ!見つけたぞ!」



「オメーらは会談を降りて外に逃げろ!俺もすぐに行く!

(・・・の前にまずは一人目を・・・)」




キック力増強シューズとどこでもボール射出ベルトでサッカーボールを蹴るが・・・










ガチャッ










「どこだガキ共だ!?」




運悪く、狙っていた男の前に扉が開いたことで蹴ったボールが跳ね返りドンッとコナンの顔に当たった。




「何なんだ今の!?ドアがヘコんでるぞ・・・おい、見ろよ。ガキが一人のびてるぜ・・・」



「何だか知らねーがラッキーだな・・・とりあえずガムテで縛ってその辺に閉じ込めておこう。


このガキが一番頭が切れて手強そうだったからな・・・」
















一方、灰原たちは出口に辿り着いたがシャッターが閉められていた。




恐らく灰原達を捕まえる前に逃げられた場合も想定し先手を討たれていたようだ。


別の脱出策を考えたが窓も出られないことが分かり、歩美たちは頭を抱えた。






「じゃあ、どうするんだよ!?」



「そうね・・・こんな手はどうかしら」








出口に着いた男達の前には、シャッター前に灰原がいた。




「きゃあ!悪い人が来ちゃったよー!みんな出てきちゃダメだからね?」



「あれで隠れてるつもりだ」



「俺はあの茶髪のガキを捕まえる。お前は柱に隠れてるガキだ」




太っ腹の男が逃げ惑う灰原を捕まえ、細身の男が柱から見えるランドセルの方に向かったが、そこには積み上げたランドセルのみ












ダダダッ










灰原が捕まった隙に元太達は上の階に逃げ出した。






「!!上に逃げられたら捜すのが骨だぞ!」





階段を上り終わった光彦は携帯で警察に通報しようとしたが、男が下から通報したら灰原とコナンの命がないと叫ばれたことにより掛けた電話を切った。





「サイレンが聞こえねぇってことはガキ共俺の言いつけを守ってるようだな・・・」



「そのガキはジイさんを閉じ込めてる4階の部屋に連れて行け。

俺は残りのガキ連中を捜してくる」



「それよりあのジイさん、本当に金を持ってんだろうな?」






太っ腹の男はたんまり稼いでいる噂を口に出すが“でもよ、家に電話しれも全然誰もでねぇじゃねーか!”と愚痴るとたまに電話に出る中学生ぐらいの一人娘がもうすぐ帰ってくると会話する。






「その娘を脅して金をここに持って来させ、娘もビルに閉じ込め火をうけてトンズラって寸法だ。


んじゃ、俺はガキ共を捜しに行くからそのガキ2人もちゃんと見張っとけよ。





何しでかすか分からねぇからな・・・」
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