Bullet of the promise

□第三四話
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〜レストランDanny’s〜








キャメルさんに誘われてカレーを食べにきたはずなのに…







何でこうなった?







トイレから戻って来たキャメルさんが「人が亡くなってる!」と叫び声が聞こえて、


警察に通報して…






で?警部さんが着いたあと来たのは小五郎さんについて来た事件ホイホイこと江戸川コナン君だ。


おや、あの色黒の少年も来ていた。
おやおや?隣に可愛いポニーテールの女の子もいるじゃないですか。どちら様でしょう?







「何者なんだ?その外国人。妙に現場に慣れてるようだけど・・・」



「ま、まあ警察関係者って言えなくもないけど・・・」



「大男の外国人で日本語がペラペラ・・・こういう現場慣れていて警察の関係者と言えなくもない・・・


あ!もしかしてその外国人て・・・」




「ええ。思わずそうしてしまって…」



「やっぱりキャメル捜査官!!」



「“捜査官”って?この人相の悪い外国人、知り合いなんか?」



「平次!“人相悪い”ってそない正直に言ったら失礼やんか!」






ちょいちょいポニテのお嬢さん。それは全然フォローになってませんよ。




服部君は“捜査官”とは一体どういうことかと聞こうとしたらコナン君が“FBIだ”と答えた。





「今はたまたまお休みを取って日本に旅行に来てるんだよね?」



「あ、ああ。それで以前仲間と食べたここのカレーの味が忘れられなくて・・・

2人で食べに来たら事件に遭遇した訳で・・・」



「2人ってジョディ先生と?」



「ああ、いや・・・」



『私の事だよ〜』



「「友梨奈さん(ちゃん)!!」」







キャメルさんの後ろからひょっこり顔を出す。

大きな体のキャメルさんに隠れていたから急に現れて驚くコナン君たち。







「友梨奈さんだったんですね!」



『ええ。キャメルさんに紹介して貰ってね。

それにしてもキャメルさん、事件に巻き込まれすぎ・・・ジョディさん達にちゃんと伝えておいてね?』








「友梨姉?」






う?呼んだ〜?




今度は蘭たちの後ろから小さな声がして、顔を向けたらそこには泣きそうな顔の高校生くらいの少女が。




ってあれ?この子…







『真純ちゃん?』



「友梨姉〜〜〜!!!」






真純ちゃんは涙を浮かべながらガバっと抱きついてきた。


サラサラ髪が首にかかってくすぐったい。
でも可愛いから許す。






『真純ちゃん!何時から日本に?』



「つい最近さ!会いたかったよ、友梨姉〜〜!!」



「友梨奈姉ちゃん知り合いなの!?」



『ええ。ちょっとね…ほらほら、もう泣き止んで』






コナン君の質問に真純の頭を撫でながら答える。
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