Bullet of the promise
□第四十話
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キャンプ場に着いたが、博士が飯盒を忘れたため、コナン君と共に近くのお店へ買いに行った。
その間、残った私たちでテントを張っていた。
「ああ!ちょっとおじさん!ここからこっちは俺らの陣地だぞ!勝手に入るなよな!」
「ちょ、ちょっと元太君・・・キャンプ場はみんなの場所なんだから、仲良くしよう!」
『?哀ちゃん、どうしたの?』
「え?いいえ、何でもないわ」
怖い顔をして元太たちのほうを見る哀ちゃんに心配して声をかけたが、彼女はハッとしたら、いつものように笑った。
「それじゃあ、テントも張ったことだし、焚き木広いに行きましょう」
「そうですね!」
「友梨奈さんは、ココに残って荷物を見ててくれるかしら?」
え、まさかのぼっち…?まいっか…
『気をつけてね。あんまり遠くまで行かないように』
「「「はーい!!」」」
元気良く返事して、子供たちと哀ちゃんは林に入った。
この後、大変な事件に巻き込まれるとも知らずに・・・
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『遅いな・・・哀ちゃんたち・・・』
テントで待って、あれから30分以上経ったのに、哀ちゃんたちが戻ってこないことに不思議に思った。
バッグからスマホを取り出し哀ちゃんの携帯に電話をかけるが繋がらず、不安が押し寄せて来る。
「誰もおらんの・・・」
どうしようっとスマホを眺めていたら、遠くから聞き覚えのある声に振り向いた。
そこには博士とコナン君、そして・・・
『真純ちゃん!どうしてここに?』
「あ!友梨姉も来てたんだ!」
「さっき近くの店でコナン君たちに会ったんだよ!」
「それより、子供たちや哀君はどうしたのじゃ?」
『それが、焚き木を広い行ったっきり、なかなか戻って来なくて・・・』
コナン君は私の話を聞いて、懐からスマホを取りだしが、電池切れだった。
真純ちゃんが同じ機種のスマホも買ったから、自分の使うかと出したが、コナン君はそれを断り博士にかけてもらうように頼んだ。
だが、私と同じく、かけても繋がらないため、とりあえず探しに行くことにした。