Bullet of the promise

□第六九話
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仕事を早く終え……というかジョディさんたちに追い出された。「詰め込み過ぎ。早く帰ってイチャついていなさい!」と。


先輩としてその言葉はどうかと思います。
つまり仕事をポイッとどこかに投げ捨て恋人のところで遊んでこい、と言っているのだろう。


先輩としてその言葉はどうかと思います(二回目)








まあ、再び入っても鬼のような顔をしたジョディさんが入り口に立っていたので、仕方なく帰った私。



現在、工藤邸のリビングで昴さんとまったり中。




ジョディさんの事を話したら彼は…







「では、そうしましょうか」





と、あっさり。

彼は私の上司のはずなのだが、いいのだろうか…怒らなくて。


なんて、文句を言う前に彼はサッサとキッチンに言って紅茶(彼はコーヒー)を淹れて来た。


仕事がお早い事で。









とまあ、こんなことがありまして…淹れてもらった紅茶を飲んだり、仕事場で貰ったお菓子(キャメルさんが持って来てくれた)を食べたり、読書したり…





2人で静かな時間を過ごす。







恋人になって2週間。



最初は初めてキスを交わしたことによって私の一方的なギクシャクが漸く治まり、こうして彼と過ごす事が多くなった。




同じソファで肩を寄せ合い、読書に専念する。





あら、この本面白いじゃありませんか。





夢中になってその本呼んでいると…






prrrr…prrrr…






鞄に入れていた携帯が鳴り出した。





ディスプレイに表示されているのは親友の名前。





『はい?……え、うん……うん……え!?』







電話越しの親友の話に目を見開く。


そして・・・






『行く!!』






目を輝かせて親友の誘いに即答した。
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