カスミソウの君へ

□店員と日常
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ランチタイムも過ぎて、すっかり夕方。
お店には、常連さんがちまちまとのんびりタイムを楽しんでいた。





カランカラン…



『いらっしゃいませ〜』



「こんにちは、友梨奈さん」


「よ、友梨奈姉」



『あら、蘭ちゃんも新くんもいらっしゃい』





次に来てくれたのは同居している従弟と彼の幼馴染だった。

二人並んで空いていたカウンター席に座った。






『ふふっ、相変わらず仲良しね』


「「仲良しじゃありません/ねぇよ!!」」





お冷を出しながらそう言うと、二人そろって否定された。照れちゃって。






『蘭ちゃん、今日は部活がなかったのね』



「はい。だから学校帰りに寄ったのですけど…あの、大丈夫でしたか?」



『もちろん。来てくれて嬉しいわ。何にする?』


「う〜ん、どうしよう…どれも美味しそうだから迷っちゃう…」


「もう夕飯か?」


「おやつよ、おやつ。折角友梨奈さんのお店に来たんだから、お茶以外に何か食べたいの」


「おいおい…夕飯前に食うのかよ。太るぞ」



「ホント、デリカシーないんだから!それにデザートは別腹!大丈夫」



「たく…友梨奈姉、俺はブレンドコーヒー」



「じゃあ、私はチーズケーキのセット」


『飲み物はどうする?』


「紅茶でお願いします!」


『はーい、少々お待ちくださいね』








お湯を沸かしたり、珈琲豆を挽いたり…


珈琲と紅茶をそれぞれ淹れて、

冷蔵庫で冷やしていたチーズケーキをお皿に盛りつけたら完成。






『はい、お待たせしました』



「わあ、おいしそう!ありがとうございます」







ちょっとドキドキしながら蘭ちゃんが一口飲むのを見ていると、「おいしい」と言って笑った。
気に入ってくれたみたいでよかった。





「友梨奈姉、今日の夕飯パスタがいいな」


『そうね…今日の晩御飯はパスタにしましょうか!』





その後、のんびりとした夕方の時間を過ごしました。
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