★×芥川慈郎★
□あなたに会いたい
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□■あなたに会いたい□■
会いたいなぁ…。
俺には今、付き合ってる人がいる。
だけど学校が違うから、なかなか会えない。
淋C〜…。
その時。メールが来た。
この着信は…。
『明日部活休みなんだけど暇か?』
そっけない内容がすごく嬉C。
俺はすぐ返信した。
『超暇だょ★もUヵゝUτ会ぇる?』
この、メールを送ってから返信を待つ間が好き。
そしたら今度はメールじゃなくて電話の着信音が鳴った。
「もしもし!?ブンちゃん!?」
『おぅジロー久し振り!明日暇なんだろ?俺のうち来ねぇ?』
「Σうそ!?まじで?行く行く!行きたい!」
『おぅ!…ところでジロー…今のはまずいだろ』
「へ?」
『いくとかいきたいとかは…まずくねぇ?』
「もう!ブンちゃんヤらC過ぎ!!」
『ははは、冗談だって。じゃあまた明日な!』
「うん!ばいば〜い」
本当は明日も部活がある。だけど会えることなんて滅多にない。
俺はブンちゃんからの誘いを断ったことは一度もないし、ブンちゃんが俺からの誘いを断ったことも一度もない。
やっぱり恋人が一番だもんね。
そうだ、跡部に連絡しなきゃ。
『跡部∧☆
明日は用事ヵゞτ゛きたのτ゛部活は休みます★
タロちゃωにょろU<言っとぃτпё(^-^)/』
跡部は俺に甘いから、こういうことしてもあんまり怒らない。
俺は明日が楽しみで、興奮して眠れなかった。