秘めごと(夢小説)

□混浴短編集
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才蔵『一緒にお風呂入る?』
あなた「うん。」

入浴後、あなたはしばらくして才蔵の体に抱きつきます

((お題無視しました笑))


才蔵「湯浴み、付き合ってよ」

エマ「……!! はいっ!」

久しぶりに一緒に過ごせる時間が嬉しくて、恥ずかしいとか、はしたないとか、そんな気持ちは頭から抜けて二つ返事で了解する。

…………

才蔵「ねぇ、背中、流してあげるよ」

お湯の中で、硬い胸板に抱えられながら才蔵さんがうなじに唇を這わす。

エマ「ンッ……。でも、そんなの申し訳ないです。任務から帰ってきたばっかりで、お疲れなのは才蔵さんの方なのに……」

才蔵「ん。いいから。俺がそうしたいの」

お湯よりも少し温度の低い舌先がくすぐるように蒸気した首筋をなぞり、やんわりと甘噛みされる。

有無を言わさぬ甘い刺激に、それ以上反論することは、諦めた。



才蔵さんの大きな手が泡をたっぷりと湛え、背をなめらかに滑っていく。

絶妙な力加減にゆったりと夢現つな気分に襲われながら、
時折乳房の脇をかすめるように指先が触れると、思わず肩が震える。

エマ(これって、変に意識しないほうがいいよね……?)

必死に声が漏れるのを堪えていたが、無視できないほどに手が正面へと移動して、
胸全体をほぐすように優しく揉み始める。

エマ「才蔵、さん……?」

才蔵「ん」

エマ「あの、前は、自分で洗えるので……」

才蔵「あ、そ」

返事ともいえない返事をしてからも、泡で滑りの良くなった手のひらは乳房の形をむにむにと変え、指の腹は乳首をぬるぬると弄ぶ。

これって、褥で乾いた手のひらにそうされるより、何倍も、

エマ(気持ちいいっ……)

止まらない手のひらでの愛撫に思わず息が零れ、流されそうになる中、堪らずに声を上げる。

エマ「……あの、くすぐったいから……、も、やめて……」

すると耳に直接唇が当てられ、ゆっくりと息が吹き込まれる。

才蔵「ねぇ、今さらさ、俺に背中を晒すとか、どれだけ無防備なことしてるのか、分かってる?」

エマ「……ッ」

いつもよりも低い艶を帯びた声に耳が燃えそうに熱くなる。

才蔵「俺が居ない間も、こんな風に簡単に男に背を晒すんでしょ?」

エマ「そんなこと、しなっ……!」

言い終わる前に唇を塞がれ、激しく中を貪られた。

エマ「んっ、んッ……」

一気に両手でがんじがらめにされ、片手は緩急をつけて胸を揉みしだき、もう片方は下腹を滑り落ち足の間へと侵入する。

才蔵「ここも、綺麗にしておこうか」

エマ「やぁっ、さいぞ、さんッ……!」

泡まみれの指先がぬるぬると突起をくすぐり、割れ目をなぞるようにゆっくりと上下する。

才蔵「くくっ、全然、綺麗になる様子無いんだけど」

指先が中から掻き出すように蜜を掬っても、後から後から湧いてくる。

エマ「さいぞっ、さんっ、だめ……ッ、そこはっ……」

才蔵「駄目じゃないでしょ。ここ、好きなのに」

なぶられ、いじられ、限界まで高まった体と、肌を滑り、吸い付く手のひらの心地よさはあっという間に頂点に達して.…

エマ「あ゛ぁぁ……ッッ」

才蔵「くくっ、いい声。こんなにすぐイっちゃって。まだ夜は長いっていうのに」

エマ「さいぞ、さんのっ、せいっ……」

息も絶え絶えの私とは対照的に、汗一つかいていない才蔵さん。

才蔵「ねぇ、もっと、楽しませてよ」

耳を食まれ、言葉の持つ挑戦的な響きに、頭がくらりとする。

エマ「さいぞ、さん、ここじゃ、危ないですよ」

才蔵「俺の心配してくれてるの?そんなことより、自分の心配したら」

脇を抱えられるように立たせられると一息に熱いものが体を貫く。

エマ「んあぁっ……!!」

突き上げられるように爪先立ちになりながら両腕が後方に引かれ、手首を一つに纏められて。

背はしなり、胸が張るように突き出され、上半身は支えを失えど、崩れ落ちることを許されない。

エマ「やっ、さいぞ、さんっ、はげしっ、あっ、」

才蔵「んっ、もっと、聞かせて」

肌が打ち付けられ、それに呼応するように、声が零れる。

エマ「だめっ、ほんとにっ、あっ、はぁっ、」

容赦なく奥を突かれて、ナカが痙攣して、何度も気が遠くなりかけても、カラダは解放されなくて。

生身の才蔵さんを身体中いっぱいに感じ、何度も絶頂を迎えながら、夜はゆっくりと更けていった。

おわり


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