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□トラ・トラ・トラ
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初めてあなたを見た時、私の全身に衝撃が走りました。
それからというもの、私はあなたを見かけるとどうしても目で追ってしまうのです。
ご飯を食べていようが、友達と話していようが、あなたから目を離すことができないのです。


トラ・トラ・トラ



「ザーボンさん!
私、***って言います!!
あなたが好きです!!」

いてもたってもいられなくなって、ザーボンさんがひとりの時を狙って告白しちゃいました。

「……ありがとう、嬉しいですよ」

彼はそう言ってくれたけど、それ以上の言葉はなし。
そりゃそうだよね……まず話したことなんてこれが初めてだし。
紳士的な微笑みを浮かべてザーボンさんは去っていった。
こういうことなんて彼には日常茶飯事なんだろうなぁ。

でも、そんなことで諦める私じゃない。
彼をずっと見ていて気付いたのだ。
笑ったときの顔が意外と可愛いところとか、フリーザ様のご機嫌を損ねることなく不利な状況でも報告できるところとか、ピンチを助けてくれても恩を売るような真似をせず、ただ微笑んで立ち去るところとか。


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