[黒バス]銀髪少女ノ物語
□*第一部*
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灰崎side
俺の今日、1日は大分、内容が濃くて、とても面白いモノだったと自分でも思う。
帝光中に入学して退屈な式典なども終わらせ、クラス表を見に行った時に自分の側を通った女に俺は目を奪われた。光に反射して輝いている銀色の綺麗な髪の女だ、身長は小さめだったがスタイルは良かった。
アイツと同じクラスになれたらいいなと思いながらも、はんば諦めながら自分のクラスを確認しB組へと足を進めた。
静かに教室のドアを開ける。
思ったより早く着いたのか、ほぼ誰もいなかったので指定された席に着き、眠りの体制をとり、浅い眠りについた_____。
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しばらくすると、隣から甲高い声が自分の耳を貫き、無理矢理眠りから起こされる。
悪口を言いながら、五月蝿い方を首だけ回し、見てみると朝に見とれていた銀髪の女がいた。
予想外に近くにいたので、つい_
「お前...その髪、綺麗だな」
主「え?」
あっ、やべぇ.............心で思ってた事が!!
俺の馬鹿野郎!!!!
恐る恐る顔を上げると、アイツの顔は真っ赤だった。色んな女を見てきたけど、純粋に可愛いと初めて思った。
さっきチラリと見えたファイルか何かに名前が綺麗な字で書いてあった。
_____灰原彩と。
それを話す理由にしてからかう。
「クッ、顔が真っ赤だぞ...灰原 彩ちゃん?」
主「うっ.............」
.............こんなにハマるなんてな
本当に予想外だらけじゃねぇかよ...。
その場の流れで自己紹介をする。
「よろしくなぁ?俺は灰崎祥吾っつーんだよ。」
主「!知ってると思うけど灰原 彩です。よろしく、祥吾?」
まさかの不意打ちで、彩から名前呼びからの笑顔を向けられ、恥ずかしながらも顔に熱がこもる。
「つっ.............コノヤロー」
主「ふっ...」
照れ隠しのつもりで小さく暴言を吐くが、聞こえたのか鼻で笑いやがった。
それを手で頭を手加減してグリグリする。
少しだけ力を加えてな?
_____これからが、楽しみだ。