moon

□甘くとろける
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繋がった部分が熱い

目の前の白い背中には無数の汗つぶが浮かんでる


「……ぁんッ…はっ……」


「ちね、ん…はぁっ…きもち、い?」


「んぁあッ……ぁ、りょ、すけ」



がつがつ腰を打ち付ける度に
知念に口から甘い声がひっきりなしに溢れて




「だ、め、もッ……!」



嬌声の中に埋もれるようにして
限界が近いことを知らせる声





やっとの思いで出したんだろうけど。



…ごめんな知念、

あとでなんでも言うこと聞くから。



と、心の中だけで謝って
打ち付けるスピードを速めた



「ぃやぁっ……りょ、ぅあッだ、めっ…ああん!」


もう支えてられなくて
腰だけを高くあげた知念の姿にますます興奮して
知念の中で自身がまた膨らむのがわかった




「ちぃっ、も、イき、そ?」


「やっ…はぅっん、ん、ゆ…て、」


「え?」


「ゆー、り、って、ぁッ…よんで…」


「…ん、ゆーり、」


「ふぅッあ、あ、ああっりょすけッ」


「…ぅあ…は…なか、だしてい?」




聞けば繋げた両手がぎゅうぅ…と握られた

それyesだよな?



ラストスパートってわけでもないけど
最後にもういっかいゆうりの奥にたどりついた



「ッや、んぁああああっ」


「…っく、ぁっ…。」




知念の中がぎゅるっと狭くなる感覚に全身が震える


びゅくっと白濁がベッドに飛んだ
知念は俺の手の中で。

ベッド汚したらあとで「涼介が掃除してよね」って
超冷たい口調で言われるのが目に見えてるから



「は……ぁ……」




イってすぐの知念はまだぼーっとして目がとろんをしてる

わけがわからないままとりあえずって感じで
深く息を吐き出す知念の唇をまた塞いだ
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