夢の中


□プロローグ
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布団から出てゆっくりと部屋の入り口まで歩き、襖を開けて外を見る。薄暗い、まだ朝方か。

最近は過酷な任務が多く、自室で眠れる事は少なかった。

ーーー王族特務零番隊

その名は決して軽いものではない。破格の強さと格段の戦闘力が必要とされ、王族の命とあればどんな汚れ仕事でも確実に、正確にこなさなければならない。
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