長編
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あの青いのとはあの火の化け物、あいつらの会話からして妖怪のおかげで興が冷めた俺はただただそいつらの攻防戦を眺めていた
少年は頭か髪から針を飛ばし
青いのが炎の妖怪に六角棒で攻撃を仕掛けたが効きやしない
「クソッ、攻撃を全く受け付けねぇ」
「火取魔!!鬼太郎だ!!鬼太郎をやれ!!」
頭の長いじいさんがそう叫ぶと炎の妖怪は少年を攻撃し始めた
しかし、俺にはどうだっていい…
ただ、試したい事が1つ増えた…
あの火の妖怪にも俺には線が見える
他の奴らの攻撃は効かなかった
だが、この線に添って攻撃を仕掛ければあの火の妖怪はどうなるのか…
「ちょこまかしやがって!これならどうだ!!」
火の妖怪が少年を口の中に掃除機並の吸引力で吸い込まれた
「鬼太郎!!」
青いのが少年に届くはずのない手を伸ばし隙が出来たらしく頭の長いじいさんが青いのに斬りかかろうとしたが
カキィン!
「なっ…!!?」
俺がそれを許さなかった
頭の長いじいさんの刃を俺のナイフで弾いた瞬間、相手が距離をとった
「貴様!!一体何を!!」
「癪だった…俺が仕留め損ねた獲物を目の前でしとめられるのがな」
「なんのつもりだ女…」
「さっき言った通りさ青いの…さて」
試したい事をやるとするか