赤髪の白雪姫
□ブラコン!!?
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オビ「お嬢さーん!」
白雪「オビ!どうかした?」
オビ「手伝いに来たんだよ〜」
白雪「ありがとう」
2人で仕事を進めていく
ゼン「ん?なんだ、オビもいたのか」
白雪「脱走?」
ゼンの目が泳ぐ
オビ「駄目ですねぇ…主は。」 (ん?なんか視線を感じた……主も気付いて ないのか)
ゼン「五月蝿い!オビこそ執務しない何故 ここにいる!?」
オビ「お嬢さんの手伝いをするのも俺の仕事ですよ〜」
白雪「助かってるよ……それに、いつも採取のときに来てくれるから」
オビ「まあ、荷物持ちをするだけなんですけどね〜」
白雪「オビも採取できるじゃない!」
オビ「何度もお嬢さんとリュウ坊のやり方 見てたらね〜」
ゼン「ムッ……オビにそれが出来るか…」
オビ「!!?…………何妬いてんですか? 今日はお嬢さんと俺が料理するんですから 元気出してくださいよ〜」
ミツヒデ(それを言うな!オビ!)
オビ「ミツヒデの旦那が迎えに来たようですしお帰りになったらどうです?」
ゼン「俺は幼児か!?」
白雪「そういえば、この前薬室長がオビと私が親でリュウとキリト君が子どもに見えて家族みたいって言ってたなぁ」
オビ「ああ……あの時ね〜」
ゼン「なぬ!?!」
ミツヒデ「白雪もオビもこれ以上、ゼンを攻撃するなよ」
白雪「攻撃?」
オビ「お嬢さんにわかってるわけないじゃ ないですか」
ミツヒデ「あ……それもそうだな
とりあえず、ゼン戻るぞ」
オビ「主には木々譲と旦那の親がいますもんねぇ〜」
木々「私、ミツヒデの妻になりたくないんだけど」
ミツヒデ「言うなよ……木々。俺が傷ついた ……」
オビ「木々嬢、そっちなんですか」
オビは笑いを堪えてる
ゼン「お前ら!!?」
リュウ「白雪さん………薬室長が呼んでる…」
白雪「そうなんですか!?今、行きます」
リュウ「あっ、俺も呼ばれてるから」
白雪「何時からですか?」
リュウ「後、3分」
白雪とオビは目を合わせて頷き、 オビはリュウを背負って白雪が籠をもって 走りだした
ミツヒデ「確かに、親子に見える……」
木々「そうだね……夫婦に息もぴったりだしね」
ゼンは更に傷を負った。
ある日記にて。
○月△日 ゼンは白雪のもとに執務を抜けだして向かう。 そこにはオビがおり、ゼンは嫉妬してる 嫉妬の姿も可愛いなぁ 今日はなにかと、嫉妬する日らしい
白雪といるゼンは可愛い。
その日記には、ある写真が……ゼンがムッとしてる写真だ。
「貴方はほんとに、ゼンどのが好きですね… …私が嫉妬します」
「俺はお前のことも好きだぞ?だが、ゼン が1番だがな」
「それがです。ゼンどのはいつか貴方の元 から離れますよ?」
「それはないな」
「いい加減、これもやめたらどうです?ストーカーですよ」
「フッ……別にいいじゃないか。」
「ハァ………」
翌日
ゼン「兄上!……これを」
イザナ「予定より遅いな………」
ゼン「徹夜でやりました!」
イザナ「昨日、白雪と一緒にいたからであろう 嫉妬してたようだし
引きずってやる気が出なかったわけか」
ゼン「!?……何故、そのことを?」
イザナ「み、見てただけのはなしだ」
ゼン「そうですか?………では、失礼します 」
ゼン「なんか、兄上の様子が可笑しかったなぁ」
オビ「どうしたんです?主」
ゼン「それが………」
ゼンは先程のことを話した
オビ「ふーん、たまたま見てたんじゃないです?」
(なるほどねぇ……あの視線は兄殿下のものか…)
End