その他

□正体がバレた
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未羽は、翔平の家を訪れたけどいなかったため幼なじみの吾郎に聞いた


「あっ吾郎ちゃん、翔平しらない?」


「翔平?知らないけど」


「もう〜、どこ行ったんだろ……
花火しよっていってたのに
もちろん、準備出来たら吾朗ちゃんも呼ぶ予定だったんだけどね」


「お気遣いどうも
あっタイムスリップすれば?」


「こんなことに?」


「面白そうじゃん」


「まぁ、いっか!おばさんはご飯食べ終わってからいつもどっか行ってるって言ってたから………19時半ぐらいだよね!

じゃあ、行くよ?」


「おうっ!」



1時間前


「あっ翔平、出てきた」


「話しかけねーの?」


「なんか気にならない?いつもこの時間に外に出てるのなら何してるのか」


「たしかにな、つけるか」



ある場所につく

そこは、翔平とゾーイが薬を作ってる研究所


「ここどこ?」


「中に入ったな!どうする?近づく?」


「そうだね〜」


近づいてみると


『急に熱心』


「この声って………」


『ゾーイ、キミは早く22世紀に帰らなければならない』


「ゾーイ?22世紀??」


『帰りたい』


『…………未来からきた僕たちは時間の流れが早いんだ』


「「未来!!?!」」


『えっーと、どういうことですかね?』


『未来人がこの時代に居続けると早死する』


『えっ?…えっ…………えええ!!早死!?早死早死

先輩は帰らないつもりですか』


『ああ 僕はこの時代に残る』


『先輩は………死ぬの怖くないんですか?』


『ああ、僕はこの時代に残れるなら死んでもいい』


『それって……先輩が言ってた恋でですか?』


ガタン


『『!!!?』』


慌てて2人は外に出る


「未羽………吾朗………」


「どういうことなの?翔平……貴方は一体」


「僕は………」


「先輩……言うべきじゃないんですか?それとも…………」


「僕は22世紀から来た未来人だ」


「どういうことだよ!!俺等小さい頃から」


「催眠術………」


「じゃあ、全部………」


「未羽……僕は正体を知られたらこの恋は終わると思ってた。未羽のことは好きだ でも騙してた…………」


「あーあ、恋って面倒なんですね
騙してたら終わっちゃうもんなんだ」


「ゾーイ………」


「やっぱり未来の細胞にあった人と結ばれるのが一番なんですよ」


「それは違うと思う!!恋がないと青春じゃねぇ!」


「翔平………22世紀に帰って?」


「!!?!なんで………」


「翔平のこと大切なのっ!死んでほしくないのっ!!離れたくないけど、翔平のためにも未来へ帰って?」


「未羽は俺のことどう思ってる?」


「大好きだよっ………でも、一緒にいるわけにはいかないから…翔平、生きて」


「言われちゃいましたね……先輩」


「あ、あ…………」


翔平はこの場から去る



「さぁて、続きをしないと」


未羽は涙を流してた


「未羽………」


「吾朗ちゃん……私っ…翔平と離れたくない……でもこれで正解だよね?」


「ああ……俺も正解だと思う」



時をかけ、真実を知った未羽と吾朗

翔平との別れが近づく。


End
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