またあの桜の下で

□剛とアルの出会いとは
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少し前にこの世界に戻ってきたアルは、アメリカへ旅にでた。








「ここが、アメリカ...…広い...ビルがでかい...」





空港から出てきたアルは、辺りを見渡して言っていた。






「ちょっと、散歩しようかな...!よし!Let's go!!」




アルは、アメリカの色んなところへ行ってみたのだった。





そして出会い。






「ハーイ!ソコノキュートガール!」




後ろから声がすると思い振り向くと白ひげを生やしたおじいさんがいた。




「私ですか?」





あたりを見渡してもこの薄暗い道に私1人。




指を自分に指して言った。





「イエース!キミダヨ!」



「何でしょう?」





「コノモンダイ、ワカルカイ!?」




「え、いきなり!?」



その問題というのは、かなり複雑なものだった。




だが、だてに旅をしてたわけじゃない。




「これは、電子を分解してからこうさせれば出来ます」




あっさり答えを出す。



それを聞いて驚くおじいさん。




「オオー!スゴイネ!キミニキメタ!」




「え!?何をですか!?」




「助手ヲサ!ハッハー!」




いやいり、はっはーじゃないんですけど!?




心の中で言うが届くはずもなく
おじいさんに連れられて来たのは謎の研究所。





そこで運命の出会いをする。





「ちょっと、博士、どこ行ってたの!?俺を放ったらかしなんてひどいんじゃない?...って、誰。」




白いパーカーを羽織っている青年。



「チョット、ヨウジサ!ゴウ!紹介シヨウ!私ノ助手デアリ、キミノバディのキュートガールだ!」



あまりに適当な紹介にずっこけそうになる。




え、バディ!?聞いてない聞いてない!!



「はぁー!?こんなガキが?冗談でしょ?」



ガキ…………?



あったまきた!




「お言葉ですが、ガキじゃないです。これでも20なんで!!あなたの方がよっぽどガキじゃないんですか?」




言い返す。



「は?俺のどこがガキなわけ?博士!俺、絶対こいつと組まないから!」


「私の方こそお断りです!」




「「ふん!!」」



それぞれそっぽを向く。



「イイジャナイカ!いいバディだ!」



「「いや違うでしょ!?」」


またもや見事にはまったのだ。




呆れるのただ一言に尽きる。













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