短編

□僕だけのモノ
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「あ、悟飯くんおはよう!」



ああ、来た。


僕の愛しい愛しい女の子。


小さい頃からずっと一緒。


僕は彼女が大好きで、愛している。


君から見た僕はきっと優しくて良い幼馴染みなんだろう。


でも、僕はそんなに良い人間じゃないんだ。



「やあ怜、おはよう」



優しく微笑みそっと頭を撫でる。



「ふふ、くすぐったいよ悟飯くん」



愛らしく微笑み僕の手に触れる彼女。


その温もりが僕の感情を昂らせる。


ああ、きっと彼女は僕と結ばれるんだ。


ずっとそう思っていた。
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