#Main
□Bitter
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今日も彼女は無邪気にはしゃいでる
俺はいつからか仲間である名無しさんちゃんに“恋”という感情を持ってしまったようだ
仲間。この壁が邪魔してる、
なんてのは俺にとって都合の良い言い訳であって
ただ勇気がないだけ
見た目よりもずっと俺は臆病なんだなと自分自身に呆れていると
どっからか船長のクソでかい声が聞こえた
ル｢サーーーンジーーーー！飯ーーーーー！！！腹減ったーーーーー！！｣
サ｢ちょっと待ってろ!!!｣
ったくこの一味の船長の胃袋はどうなってんだ。とサンジはため息を堪えキッチンへ向かった
────ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ
俺はいつものように包丁で材料を切っていく
こうやって料理してる時が一番落ち着くのかもしれない
そうしているとルフィやらウソップやらほかの奴らが集まってきた
ル ｢サンジ〜〜まだかぁぁ？俺､腹減って死にそうだぁ〜！！！！肉ぅーーーー！！！｣
サ｢クソうるせぇなちょっと待ってろ！！静かに待つことできねぇのか！｣
ル｢ブ〜〜!!!｣
名無しさん｢私もお腹減った!!｣
その声が聞こえた瞬間俺の心拍数が上がった気がした｡
｢はぁぁぁい〜！ちょっと待っててね〜♡｣
いつも通り。俺はナミさんやロビンちゃんと変わらない態度で接する｡
この気持ちだけは悟られないように｡
ゾ｢アホか｡｣
サ｢あァ？脳内筋肉クソマリモに言われたかねェよ！｣
ゾ｢イイから黙って飯作れエロクソコック！｣
サ｢テメェにはこの新世界の海で一番辛い飯作ってやる！！！｣
ゾ｢どんなものでも食ってやるよ!!｣
俺は不機嫌を抑えながら
料理をテーブルに運んだ｡｣
俺はテーブルに船長でも満足しそうな量の皿を次々に並べてく
ル｢サンジウメェ〜〜〜！！！ってあれ？なんでそんなゾロ汗かいてんだ？｣
俺の新世界一辛いソースをスープに入れてやったおかげだな｡
なんて思ってると
ゾ｢あ？俺は汗っかきなんだよ！｣
バカだなこいつ｡
ル｢そうか｡肉〜！！！！｣
そしてルフィは大して興味もなかったのか俺に次の肉を促した｡