text
□蘭丸と愉快な仲間たち`ミゲル編´
1ページ/1ページ
…ミュージックトゥナイト収録後…
「ハイ!カットーーお疲れ様!」監督が声を上げる。
「お疲れ様でした。」
ただ今信長と蘭丸の分の収録は無事に終わった。
「いや―今日も一段と可愛かったね蘭丸ー」
「信長さんこそ今日もすごくカッコ良かったです!」
何時もと同じように2人はお互いを誉めあっていたその時、
「蘭丸…今ぬくもり感じていいかな…俺蘭丸見てたらもう…」
「だだだめですよっっ!!まだスタジオの中でしょうっ!」「いいじゃん。蘭丸―」「あ、ちょっと…信長さ…」
シュッ!
「おおっと!?何だ今の剣は?明智か!アノヤロォ!」
なんと信長目掛けて剣が飛んできたのだ。
しかし信長は素手でその剣を払い落としたが、
「ごきげんよう。愛されるよりも愛したい千々石ミゲルです。」
そういうとミゲルは流れるような自然な動きで蘭丸に近づきチュと手の甲に口付けを行った。
「///何なんですか!あなた!」
つい流されかけた蘭丸が声を上げる。
「sorry、cuteなあなたが狼に襲われていたので消毒しようと…」
「余計なお世話だ!蘭丸は俺の小姓なんだぞ!」
「Ah…あなたの話を聞いてるわけではありません」「貴様…」
信長とミゲルはお互い一歩も譲らず言葉の応酬を繰り返している。
「よし、分かった。ダンス対決だ。それでお前を叩きのめしてやる。」
「望むところです。」
一時間後…
「くそっ!全然決着つかないじゃないか!」
「shit!まさかこんなに手強いとは…」
それを遠目で見てたうしろ兄さんたちは、
「同じ顔やし中の人一緒やからなんぼやってもけり着かへんのちゃうか?」「…そうですね…」
蘭丸はボソッと呟いた。
この後2人は決着が着いたとか着かなかったとか。
END