無神さんちの末っ子ちゃん
□みんなでおかいもの
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ユキ、ルキ、コウ、ユーマ、アズサの5人がやって来たのは、近所で1番大きなショッピングモールだった
無神の屋敷よりもさらに大きな建物に、ユキは繋いでいるコウの手をギュッと握る
「広いし、人も多いからビックリした?」
「この人たちも、みんな、うぁんぱいあ?」
上手く発音出来ない舌ったらずなユキに、ルキがクスリと笑う
「ここにいるのはみんな人間だ
ユキ、お前も俺たちもあの方カールハインツ様から血を分けてもらったヴァンパイアだ誇りに思うんだぞ」
「ん」
「さて、今日は大変だ
ユキの部屋の家具や食器に、服も昨日ユーマに買ってきてもらった分だけでは足りないからな」
「ユキはフリフリ以外も似合うよーきっと!」
ルキの言葉に、コウがにっこり笑ってユキに話しかける
「悪かったなフリフリばっかりでよ!」
「ふふ、楽しい、買い物、に、なりそうだね」
賑やかに話す兄弟達に連れられ、ユキはショッピングモールを歩き出した
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