*utpr short dream*

□浮気??
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レ「ハニーから誘ってきたんだし…いいよね?」
貴「いやちょ、まって…」

なんでこんなことになったのか。
それは遡ること数時間前…

藍「るなとレンは最近セックスしてるの?」

それは私が担当しているアイドル。美風藍が放った一言からだった。

貴「え、は?ちょ、ちょっと待って」

頭に浮かんだ一言。そう。

『何言ってるんだコイツ』

いや。でもよくよく考えてみよう!コイツのKY発言は今に始まったことではない。

…でも藍の言うことも一理あるかな……最近してない…んだよ…ね…

レンは売れっ子アイドル。

私はアイドルのマネージャー。

お互い忙しいし、生活リズムも合ってない。

私が帰ってもレンがいない…
というのは多々あることだ。

貴「…てうか!いきなりどうしたの?藍、そんなこと言い出して」

一人で考えていると藍の存在を忘れていたことに気付く。

藍「レン、よくボク達に会うときるなの自慢話ばっかりしてきたんだけれど。最近全くしてこないから。」

藍の言葉から連想する二文字の嫌な単語。

『浮気』
「浮気なんじゃない?」

貴「いやいやいや!待ってよ!」

レンは私と付き合う時に約束した。
私を大切にする。
他の女の子に思わせ振りな態度を取らない。

レンは軽い奴だけれど…
約束を簡単にやぶるような人ではないはずだ。

でも…

貴「藍。ちょっと私早めにあがるわ。」

藍「うん。頑張っていい雰囲気にしてね。」

…こいつはもう…
今日はバラエティの撮影。

こんなやつにバラエティなどできるのか…と思う人物。

聖川との共演だ。

女「神宮寺さぁ〜ん!初めまして…ですよね…??よろしくお願いしまぁ〜す!」

レ「ああ、よろしくね。君みたいな可愛い子と一緒なんてやる気がでるよ」

お決まりの営業スマイルとお世辞を言えば。

女「えへぇ〜?そうですか〜?レンさんったらうまいんだからぁ〜!じゃあまた後で!」

女なんてみんな同じ。

でもそう思ってた俺の考えをいとも容易く変えたのは…

るな…。

いくら甘い言葉を囁いてもなびかない。

どんなプレゼントをしてもなびかない。

初めは、こんなことは初めてだから正直ヤケになってただけなんだけど…

るなと沢山の時間を共にするたび

君の色んなところに魅力を感じていったんだ。

そんな俺の愛しいハニー。

でも…

レ「はぁ…」

聖「…なんだ神宮寺。お前がため息など…明日は雪が降りそうだな。」

レ「…聖川。俺をなんだと思ってるんだ…」

自分でも柄でもないと思うため息をつくと。

聖川に話しかけられた。

…なんだかんだ言って心配してくれてんだろうな…

レ「悩み事があってね。」

聖「ふむ。俺で良ければ聞くぞ。」

へぇ…

俺が話しそうなことっていうのを想像できないのかね…こいつは。

レ「じゃあ遠慮なく。最近るなとやってないんだよ。俺自身やりたくないってわけではないんだけど…あんまり激しくしちゃって、るなに無理させるのもあれだからねぇ…」

聖「?何をだ?」

レ「夜の行為」

聖「………」

レ「どうしたんだい?聖川?押し黙っちゃって。」

聖「は、破廉恥なっ!貴様なんということを…」

まったく。思春期の中学生じゃないんだから…

これだから堅物は。

スタッフ「では皆さんスタンバイしてください!」

俺は悩みを残しながら撮影へと向かった。
貴「…ふぁぁ…」

時計を見ると夜の12時。

貴「…今日は一段と遅いなぁ…」

アパートの部屋で一人ポツリと呟く。

なんで私達はこうすれ違いが多いのだろう。

そんなことを思っていると…

ーガチャ

レ「ただいま…」

貴「!!レン!!おかえりっ!!!!」

レ「!!ハニー…こんな時間まで起きていて…待っていてくれたのかい…?」

貴「うん!ささ、早く玄関なんかにいないで!」

レ「ああ…」


貴「今日の仕事はどうだったの??」

レ「今日は午前はドラマ撮影。午後はバラエティの撮影だったよ。」

貴「へぇ〜そうだったんだ!」

レ「るなはどうだったんだい?」

貴「えっとね…今日はずーっと藍につきっきりだったよ!」

レ「へぇ…アイミーの…」

貴「そうそうそれで…」

はっ!

さっきの話までしそうになっちゃったじゃん!

貴「えっと…そんなことより…一緒にお風呂に入んない…?」

レ「っ!ハニー…?どうしたんだい急に…」

貴「え、いやあの…嫌だったらいいんだけど……」

レ「ハニーと一緒にやることで嫌なんて思うものは一つもないよ。」

貴「レン…!」

ーポロポロ

レ「!ハニーどうしたんだい!?」

突然私が泣きだすとあたふたするレン。

貴「…違うの…レン…」

レ「ゆっくりでいいから話してごらんるな?」

貴「うん……藍がね。レンが浮気してるんじゃないかって。」

レ「アイミーがかい?」

貴「うん……そういえば最近レンとしてないし…私のこと嫌になっちゃったのかな…って…」

レ「るな。さっきも言っただろう?ハニーと一緒にやることで嫌なことなんてないって。」

貴「レン…」

レ「俺はるな以外見えてないよ。愛してるのはるなだけだよ。ハニー。」

貴「うん…そうだよね。私も不安になっちゃって…ごめん」

レ「いいんだよ…そんなことより…お風呂に入ろうか」

貴「え?」

レ「最近してないからるなのこと激しく求めちゃって仕事に支障が出るか心配してたんだけど…」

貴「レ、レン…?」

まずい。

レンの目が野獣の目みたいにギラギラしてる…このパターンは…

ードンッ

「ハニーから誘ってきたんだし…いいよね?」

「レン待っ…んん…」

明日は仕事休むようかな…
*あとがき*

いや〜

なんかぐだくだになってしまいましたね…^^;

すみません…(>_<)

にしてもレン様は描きやすいです!

アイミー…

なんか変な奴みたいになってしまってすみません(>_<)

アイミー大好きなんですけどっ!

まぁ様も堅物みたいになってしまって…。・゜・(ノД`)・゜・。

そんなこと思っていません!!!

今後もこんな感じで描いていきますので…

よろしくお願いします!

2016/09/20

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