小説やよ

□星空の演劇
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「それを手懐けるって言うんだよ


はぁっとため息をつき呆れた様子で言う


「はーい席についてぇ授業始めるわよぉ」


と、先生が入って来て授業が始まった


キーンコーンカーンコーン


チャイムがなり午前の授業が終わった


「んーっ終わったぁ」


隼人が伸びをしながら言う


「ふぅ、終わったね


麗奈が笑顔でいう


「あぁ」


麗奈の方は見ずにいう


「あと私今から部室にお昼食べに行くけど隼人も行く


麗奈が隼人を誘ったのにクラスの男子陣がいいなぁと思ったのは言うまでもない

「いいんなら行く部活決めもしなきゃぁいけないしその部にすかな、えと何部


「演劇部だよ


即答する


「へぇ演劇部ねぇ」


あまり興味なさそうに返事をする


「じゃ行こ?」


麗奈が隼人の腕を引っ張り連れていく


「おっおい


隼人が驚いても麗奈は気づかず


「着いたよ

そこは一年教室のある一棟とはまたちがう文化部棟という一棟の隣にある高校の施設で三番目に大きな校舎である

「ん?なんだこれ」

そとに置いてあった小さな階段状の台が気になり


「あっそれはあとで分かるよ

麗奈が笑顔で言いながら部室に入っていく


「そう」


少し気になりながらも麗奈のあとについて入り


「ん?鈴川か」

一番奥に座っていた不良っぽい人が麗奈たちに気づく


「あっラルフ先輩こんにちは


麗奈が一礼する


「で、その後ろのひょろひょろの奴は?」


隼人を指さし


「あっ今日うちのクラスに転校してきた幼なじみの吉井隼人です


隼人を紹介し


「吉井隼人です」


ひょろひょろと言われてムッとしながら

「そうか、よろしくな吉井、オレは伊達ラルフだ、一応父が日本人で母がイタリア人だ」


と軽く自己紹介し



「はい」



ハーフなのに少し驚き


「失礼しまぁすよ

とまた女子が入ってくる


「あら麗奈じゃないあと誰かな?」


と聞き


「あっ真弥先輩こんにちはえと今日うちのクラスに転校してきた幼なじみの吉井隼人です


麗奈が紹介し


「隼人こちら四条院真弥先輩この演劇部の副部長なのよ


と軽く紹介する
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