頭の中の花畑。

□桜木陽向〜短編集〜
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浮気☆陽向side☆

※※蒼星sideを読んで頂くとより分かりやすいかと思われます※※

(黒)蒼星×陽向

※blです。エロです。無理やりです。
暴力あります!キャラ崩壊注意


「そーせい、どうしてっ!…やだ、嫌っ。」
今目の前にいるいつもと違うそーせいに僕は怯えることしか出来ない。

パシン

急に平手打ちをされた。
その乾いた音は部屋中に響いた。

何故殴られたかはわからない。けど恐怖心は募っていく。
多分僕はひきつった顔をしているだろう。
「そーせい、ひどいよ…どうして…うっ、くっ」
こらえていた涙が溢れだす。

「陽向が悪いんだ。陽向が浮気なんかするから。
だから分からせてあげるよ。

悪い子にはお仕置きが必要だろ?」

そーせいに勘違いを気がついてほしくて
「違うっしてないよっ」
と僕は叫んでいた。



今日は仁ちゃんにそーせいのプレゼント選びを手伝ってもらった。
僕は仁ちゃんと別れた後すぐそーせいからのメールに気がついた。

メールの文章は
『夜7時にうちまで来て』
それだけを打ってあった。
なんだー、そーせい、さみしかったんだー
そう思うと嬉しかった。


「おっじゃまっしまーす。」
「どうぞ、あがって。」
そーせいの家にきてあげてもらう。
部屋の家具とか雰囲気とかが知的な感じでそーせいらしくて好きなんだよねー、ここ。

「今日は楽しかった?高校の友人といたんだっけ?」
「うん!そうそう!!
ひさびさだったし、すっごく楽しかったよ。」
そーせいに嘘ついた事は罪悪感あったけどプレゼント喜んでほしーんだもーん仕方ないよね?
仁ちゃんは“俺といたことちゃんと話したほうがいいよ”って僕に言ってたっけ?
仁ちゃん鋭いから僕達の関係気がついてたんだよねー。僕、びっくりしちゃった。

「違うだろ。」
「えっ?」
いつもとは違って凄く低い声色に戸惑う僕。
そーせい、どうしたの?なんか怖いよ。

「陽向が会っていたのは仁さんだろう?
何故仁さんと会うことを隠した?」
「それは……。
で、も、そーせいが思っているような事はしてないよっ僕!」
言えないプレゼント選ぶの手伝ってもらってたなんて。
喜んでほしいから。

それが駄目だったんだと思う。
多分ここできちんと話してれば良かった。
僕はそーせいなら優しいから聞いてくれると思った。

そーせいの目付きが変わったような気がした。

そーせいは僕の着ているYシャツの襟元を持って引きずるようにひっぱる。
「はなしてっ!そーせい聞いてよっ
やだ、そーせい!!」
やばい。そう思った僕は抵抗しながらそーせいに話そうとした。
でも聞いてもらえなかったんだ。

ひきずるように連れて来られたのはお風呂場だった。
「こんなとこ、どうしてっ」
湯船にはってあるお湯を見て何となく嫌な予感がした。

蒼星は氷の様に冷たい瞳で僕を見つめ
「お仕置きだよ。」
とだけ告げられた。

どーゆーこと?そう思った矢先
蒼星は襟元から手を放し、
その手で僕の髪の毛を掴んだ。

「そーせ、いたい」

ゴポッ

急に息が出来なくなる。
お湯に顔をつけられているとわかった。
「んーーー、んーっ!」
僕は湯船の横に膝をつき、頭を蒼星に拘束され水面に押しつけられて、
力一杯暴れた。
が自分より大きい蒼星の力に敵うはずもなく、されるがままに呼吸を奪われ、ただもがく。
数分間。しかも何回も行われた。
段々意識が朦朧とする。
やだ、そー、せ、死にたくないよ

「んっんーんっ」
ゴポッ
ブクブクブク

チャポン
ポタポタ
やっと呼吸を許してもらった僕は咳き込んだ。

この時僕は震えがとまらなかった。




そして今。
僕は子供のように泣きじゃくっていた。
怯えて上手く力が入らない身体は、そーせいによって投げられたままベッドの上に横たわっていた。

「陽向、怯えている姿もかわいいな」
そう言ってそーせいは服を僕から剥ぎ取った。

行為なんてしたことない。
なのにそーせいは慣らしていない後ろの蕾に自身を突きつけ、いれてきた。

「はっ、…ゥッ、そーせー…フゥッ。無、理、だ、よ
壊れちゃ…ヒック」
そんな言葉は無視される。

違和感と圧迫感が強く、弱かった痛みがどんどん中に進めるに連れて痛く強烈なものにかわる。

「いたいよっ、いたい…そーせっ、ヒック、いたいっ!はぁっ、ぬいてっゥゥッ」
「陽向、お仕置きだからね、痛いのは当然でしょ?
少し我慢してよ。今癖になるほど気持ちよくしてあげるから。」
ウッと時折そーせいも苦しいのかな。
呻き声をあげながら、少しずついれられる。

どうやら全部入ったみたいだ。
「…そーせ、……いた……。」
僕はなんにも考えられない頭で必死に痛みから逃れようとしていた。


「陽向、動くよ。」
「…っ、はぁ、いた…い、よ」

グチュグチュ
パンパン
容赦なく突きつけられるそれ。
それはもう凶器のほか何物でもない。
濡れた音が響く。
僕は無意識に眉間にシワを寄せ弱く呻くことしか出来ない。


そーせいがある1点を擦ったとき僕は快楽にうもれた。
「やぁっ!な、に?
あっん、はあっ、んはっ」

自分のものとは思えないくらい甘い喘ぎをあげていた。
そーせいはそこを狙って突いてるようだ。
そこを突かれる度に僕は大きく喘いで弓なりに身体を反らした。
始めから扱われてなく、萎えていた僕の自身が完全にたつ。

そーせいはいままで以上に激しく突く。

「あんっ、いや、そーせ、壊れちゃうよっあっ!やんっ!」
そーせいが奥をついた時、僕は叫んだ
「そーせ、なんかくるっ、あっはん
あーーっ、やらっ、やらよっ
あんっはぁーっ!」
激しすぎる快楽に先に熱を放つ。
「そ、せ、ほんとむりっ!
ちかちかするからっ
とめてっ」
僕の願いも虚しくそーせいは突き続ける。
「陽向、一緒にいこうっ」
「はぁっ、僕むり、そ、せ、もういっちゃ…」
「俺もだよ陽向!愛してるっ」




僕はいつの間に寝ていたのだろか?
瞳を開け瞬きをする。
視界が晴れてきて

そーせいが僕の顔を覗きこんでいた。

「陽向ごめん、俺…」
思い出すそーせいにされたことを
「いやっ!」
僕はそーせいの手を振り払い、自分の身体を抱く。
怖いっ。震える。


「陽向、本当にごめんっ
やり過ぎたよ。もうしないからっ。
責任とるから!」

震える僕を宥めるように背中を撫でるそーせい。

「…ほんとに?」
「えっ?」
「ほんとにもうしない?」
「うん、約束するよ。」

……。

「僕怖かったんだよ。
ほんとに仁ちゃんとはなんにもないんだ。」
「どうして嘘をついたのか教えて?」
できるだけ優しい声色で聞かれる。
「これ、…少し早いけどプレゼント。
そろそろ誕生日でしょ?
だから仁ちゃんにお願いして一緒に選んでもらってたんだ。」
そーせいはきょとんとする。
「えっ?じゃあ手を繋いでいたのは…?」
「あっ、それね、そーせい、きいてー!
仁ちゃん酷いんだよ!
“ひなは小さいし迷子になっちゃうかもしれないから手を繋いであげる”って!!酷いでしょー!
僕そんな子供じゃないし」

「そっか、俺の勘違いだったんだね。本当にごめん。
もう陽向のこと手を引くよ。」
「えっ?……な、…んで…?」
僕は目を見開く。どうして?
「陽向怖いでしょ?俺のこと。」
「責任とるってそういうこと?」
「あぁ、俺なりに出来る事を考えたんだ。ごめん、それくらいしか出来なくて。」
「なにそれ!?
結局そーせいの自己満足じゃん!
そーせいのバカっ」
僕は泣きじゃくり叫ぶ。怒りにもにた感情が爆発した。
「僕のことなんてどーでもいいの!?
どーして僕を抱いたのさ!!
僕の気持ち無視なんてあんまりだよ!
…そーせいのバカっ
責任とってよバカっ…。」

「陽向、俺が、近くにいていいのか?」
「…僕だって若い男の子だよ。その…あんな無理やり抱かれたら、癖になっちゃうよ…
僕そーせいのこと大好きだよ。」
「陽向っ!大好きだ!愛してるっ」

いままではカンパニーにいるときはイチャイチャ我慢していたけど、
これを気にカンパニーでもイチャイチャするようになった。
 

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